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さよならを言えないまま

さよならを言えないまま…
知らぬ間に別れた事はどれだけだろ。
後悔を何処かに置き忘れたままで…
涙した日はどれだけなのだろ。
実感のない虚しさも…
このどうしようもない悲しさも…
紛らわせる為にでも…
歌い奏でなければ…
どうにかなってしまいそうで…
おちゃらけて…
君を笑わせてさ…
馬鹿な奴だと言われているのもさ…
悪くはなかったのに…
君の特別じゃなくたっていい…
ぼくにとっては君は特別だったんだから…
何気ないヒトトキを
同じ空間にいるだけで良かったのに…
世間は残酷だね…
分からず屋が世界を回している気になってる…
君のそばにほんの少しだけでも君の悩みに寄り添える人がいれば良かったのになんて…
こんな事言ってしまえば他人事になってしまうのが怖くて…
僕はそう…
他の誰かの悩みに寄り添える奴になれるのかなんて…
自信はないけどさ…
そういう奴になりたいんだよ…
カッコイイ奴だなんて思われなくて良いから…
君に必要な友人Xになりたい…
君の大切にしているフレーズをちゃんと聴ける奴でいたいのさ…
そして…
君の心に…
ちゃんと…
ファンレターが…
ポストに届けば良いな…
もう宛先も分からない様な手紙を何度も下書きして…
きっといつか誰かに…
大切にしている言葉を…
届けられる日が来るのを信じてさ…

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