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すぐ泣いちゃう私。

タイトルに表した通り、私すぐ泣いちゃうんです。例えば、

怒られたとき。
注意されたとき。
空気が悪くなったとき。
機嫌が悪い人がいるとき。

親がすぐ機嫌悪くなる人で、そのせいで食卓の空気が悪くなることが多々あるんですけど、その度に涙目になってます。ちなみに涙目のときは落ち着いたら引っ込んでくれるんですけど、それまでが長いです。だいたい耐えきれなくて自分の部屋に言って泣いておきます。そうすると案外すぐに落ち着いてくれます。

この性質、タチが悪くて、その場で泣いちゃうんです、ほんとに。涙がとめられないんです、自分では。私はこの性質のせいでバイトを辞めたことがあります、いや、実質辞めさせられた?感じです。

バイトで、店長の言い方がきつくて。きついというか、威圧感が強い。面接のときからうすうす怖いなって思ってました。でもずっと我慢できてたんです、家に帰って泣いてたけど、店頭では泣かなかった。ある日、「棚の商品の在庫入れ替えを時間内に終わらせて、遅くなりそうなら報告して」って指示を受けて、私そのときが初めての入れ替えで、全然上手くできなくて...「終わったんですけどここが上手くいかなくて...」みたいなことを報告しに行ったら、「時間過ぎてるよね?なんで報告こなかったの?」みたいなことをまず言われてその時点で泣きそうだったのに、入れ替えができてないことを責められて泣きました。教えられても1回でできないよ。でも時間過ぎたのは私が悪いよね。なんでできないんだろ。なんもできないじゃん、私。みたいなことがぶわって頭に浮かんできて、最初は我慢してたんです、でも、涙が涙目では通せないほどに溢れてきて、気付いた店長にとりあえず裏に連れて行かれて、全然泣き止まない私に対して、「大丈夫?」って言ってきて(これは心配とかじゃなくてなんでそんな泣くん、みたいな感じだった)私はテンパってるから、「なんか、泣いちゃうんです、怒られたり、したら、」みたいなことを泣きじゃくりながら言ってたら店長が「面接のときそんなこと言ってなかったよね?」みたいなこと言ってきて、言うわけねぇじゃん!!!って思ったんですけど、落ち着いたタイミングで帰らされました。その次のバイト行ったんですよ、私。でも店長に指導された瞬間に泣きました。多分フラッシュバックしたというか、トラウマになった感じだと思います。それで辞めました。1ヶ月で。その店長、30代くらいのぽっちゃりした背が低めの女性で、すごく穏やかそうな顔で、まあかわいい系の人だったんです。この経験から私はそんな感じの人が怖くなりました。もう完璧にトラウマです。

私は現在大学生、20歳です。大人です。
人前で泣きたくありません。でも、涙は勝手に溢れてくるし、ひどいと普通にしゃくりあげて泣きます。

このすぐ泣いてしまう癖、性質、どうしても治したくてたくさん調べました。そんななかで、私はHSPなのかもしれない、と思いました。なんとなく、大まかに、合っている。そんな感じがして、そう思うことにしました。この症状に名前がついたこと、私と同じ悩みを持っている人がいる、ということに少し心強さを感じるとともに、治らないってことか、と絶望感を感じました。HSPと調べるとたくさんの人がでてきます。私は性格がひん曲がっているので、自称HSPの人が発信しているものを見て、ほんとか?とめちゃめちゃ疑ってしまいます。ほんとに苦しんでるか?って。だって私の周りいなかったんだもん、そんな人。インターネットにこんなゴロゴロいるなんて聞いてないよ。私も“自称”HSPなのに、そんなことを思います。まあ、現実では隠してる人ばかりなんでしょうけども。すぐ泣くのって、物事に敏感なのって、人からしたらめんどくさいじゃん、正直。それを知っているから、知ってしまっているから、なお辛いです。

先述した場面でも涙は出てきますが、私はあと特徴的な場面がもうひとつあります。それは、

自分の気持ちを話すとき。

ええ、ここでも泣いちゃいます。自分が本当に思っていることを話すとき、頑張って伝えようとするとき、別に泣こうとか思ってない。泣き落とししようとか思ってないけど、涙は勝手に出てくるんです。自分の思いを話すのは苦手ですし、めっちゃ難しいと思ってます。説明とか、順序立てて話すとか、そういうことが苦手で頑張っているうちに泣いてしまいます。これは相手が真剣に聞いてくれれば聞いてくれてるほど泣きたい気持ちになります。勘違いしないでほしいのは、聞かないでって思ってるわけじゃない。嫌なわけじゃない。私だって話したいけど、上手に話せない、伝えられない。このもどかしさや自分に対する不甲斐なさに嘆いているんです。だから正確には

自分ができなさすぎるとき
力不足を痛感したとき

とかですかね。そこで辛いの当たり前じゃん、って思いますよね。私も思います。

涙をコントロールすることはできないことを、20年間生きてきて学びました。
絶対に言うことを聞いてくれない涙と、これからもつきあっていこうと思います。

...しょうがなく。
つきあってくしかないし。


......ほんとはやだけどね。

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