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新年はFXの勝ち方を学びたい!

 あけましておめでとうございます。我が家周辺ではきれいに晴れ渡り、初日の出を清々しい気持ちで拝むことができました。昨年の12月から始めたnoteですが、おかげさまで毎日投稿することができています。慢性骨髄性白血病や線維筋痛症などの病気と上手につきあいながら、今年も頑張って投稿していきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。

1.FXはハイリスク・ハイリターン

 さて、私が新年に今こそ学びたいことは「FX(外国為替証拠金取引)の勝ち方を学びたい」です。FXを簡単に説明すると、米ドルと円の交換など通貨と通貨を交換する取引のことです。外国為替相場は常に変動していますので通貨を売買すると差額が発生します。それを利益としてねらいます。

 2022年は概ね円安・ドル高に動いた年でした。円安によって様々な輸入製品の価格が上昇して、消費者物価を押し上げたことは記憶に新しいところです。「悪い円安」なんて言葉がニュースから流れてきていましたね。

 ただ、FXなどで外国為替相場を注視していた人は御存知なのですが、実は11月からは円高・ドル安に向かっていまして、1ドル152円目前の位置から、年末は1ドル131円20銭くらいの位置まで円高が進みました。

 ざっと20円の円高です。詳しい取引の仕方は省きますが、1万通貨をドル売り円買いの形で取引をしていれば20万円の儲けが出た計算です。もし10万通貨なら200万円の儲けです。今までFXをやってこなかった人もちょっと興味をもつ金額でしょう?

 ところが、実際はそんなに甘くないのです。10月20日まではすごい勢いで円安・ドル高に進んでいましたから、いきなり円高・ドル安に向かうとは簡単には思えなかったのです。外国為替相場は急に価格が大きく上下に変動しますから、相場の参加者はそれについていくのに必死です。

 例えば、10月20日時点で今後の円安を見通して152円付近で1万通貨をドル買い円売りの形で持ったとします。それを年末まで持ち続けていると20万円の損が出ます。10万通貨なら200万円の損です。恐ろしい金額でしょう?FXは本当にハイリスク・ハイリターンの取引だと思います。

2.FXで世界を見る視野を広げる

「あなたは、なぜそのような取引をしているの?馬鹿なの?」
という声が読者の皆様から聞こえてきそうです。そうですね、どう考えても簡単に足を踏み入れて良い領域ではありません。

 では、なぜこの取引をやっているかというと家で手軽にできるのです。今はスマートフォンやパソコンで簡単に注文・決済ができます。私のように、外で働くことは難しいけれど時間に余裕のある病人にとっては魅力的なのです。さらに比較的少額の証拠金で大きな取引ができるのも嬉しい特徴です。

 でも、私がFXの取引を行う理由はそれだけではありません。FXの取引をするようになって1番の収穫は、世界を見る視野を広げられたことです。アメリカの金利の上昇なんて今まで関心をもつことはありませんでした。インフレやデフレも自分に影響が出なければ関心はなし。

 ところがFXはファンダメンタルズと言って様々な社会情勢の影響で外国為替相場が動きます。イギリスでは財源の見通しがないのに減税をしようとしたらポンドが暴落して首相が交代になりました。原油などのエネルギー価格の上下も外国為替相場に影響します。このようなことをリアルタイムで関心をもって見られるようになりました。

3.FXを優秀な情報発信者から学ぶ

 では、このような情報をどのように収集するか?そして、その情報で外国為替相場はどのように反応するか?を考えることは素人には難しいところです。つまり情報の収集・分析ですね。ところが、最近では証券会社にお勤めだった方が無料で情報発信をしてくれています。YouTubeなどを用いた動画配信はとても分かりやすくて助かっています。

 すごいですよね。以前なら絶対無料なんてあり得なかったと思います。でもYouTubeではチャンネル登録などで収益が見込めますから、視聴者に有益な情報を流してくれるのです。外国為替相場の見通しが当たれば視聴者は増えますからね。さらにTwitterを活用されている方もいます。FX関係のユーチューバーの皆さんは動画で情報発信をした上にSNSも活用と大変です。

4.今年のFXは見通しの難しい年

 かなり正確な情報が入手でき、相場の見通しをもてる時代となりました。でも、今月からの相場の見通しはかなり難しいことが予想されます。日米の金利差が広がっていくのに、投機筋は1年程度先の金利を織り込んで円高・ドル安に舵を切りました。日本が金利を上昇させる雰囲気を感じているのだと思います。今後も円高・ドル安の流れを継続する可能性があります。

 ただ、実際には日本が金利を上昇させることは難しいのです。日本銀行が金利を上昇させるのであれば政策金利というものを上げる必要があります。近年は日本銀行による国債の買い入れが多く、日本銀行が通貨を発行して国債を直接引き受けるという財政ファイナンスに近い状態となっています。そして、金利の上昇は日本銀行の負担増になり財政面の懸念が大きいのです。日本銀行の債務超過を心配しているエコノミストもいるくらいです。

 日本銀行が債務超過になって投機筋が円を信用しなくなれば一気に円安・ドル高に進むと思われます。しかし、自国通貨建国債なので心配ないと言うエコノミストもいます。要は円が足らなくなったら新たに円を刷れば良いという理論です。このように日本銀行の財政状況を心配している人がいれば大丈夫だという人もいるんですね。どちらが正解なんでしょう?

5.テクニカル分析も取り入れて

 1月からの見通しをファンダメンタルズだけで分析するのは難しいようです。そうなるとテクニカル分析が必要になってきます。テクニカル分析は、過去の価格推移を元にして相場の動きを見通していく方法です。ここで相場が動きやすいとか、どのくらいまで相場が動くかなどを見極める参考にできます。特に注文や決済をどのポイントで行うかの判断がしやすくなります。

 テクニカル分析でも優秀な情報発信者がいてとても参考になります。しかし、今までは私の頭がフリーズしているような状態でしたので理解を深めることができませんでした。最近は体調が良くなってきましたので、これからはYouTubeなどで情報発信をしてくださる方の内容をしっかりと学び、実践に生かしていければと思います。

6.損切りのルールを明確に

 どんなに考えてFXで注文を出したとしても、実際の相場の動きは逆方向に向かってしまうことがあります。そのようなときには一定のところで損切りという決済をします。ただ、これができそうでできないのです。

 考えた上で注文を出していますから「今は逆方向に行っているけれど戻ってくるはず」と思ってしまうんですね。もし、それが戻ってこないとさらに含み損が膨らみます。そうなると「こんなに大きな含み損では損切り決済はできない」とさらに放置することになりやすいのです。米ドル/円の通貨で20銭程度逆に行ったときには損切り決済をするのが望ましいと思います。

 判断の間違いを認める損切り決済は、なんとなく人間の自尊心が邪魔をしてなかなかできないものです。しかし、これができないと絶対に勝てるようにはなりません。「勝てなくてもいいから負けないように」これがFXで重要なことだと思います。

7.自分から情報発信をしていきたい

 あらためて2023年は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析を学び直す必要を感じているところです。そして、損切りもしっかりとしていきたい。それがFXの勝ち方を学ぶことに繋がるからです。それでも
「ハイリスク・ハイリターンのFXをなぜするの?馬鹿なの?」
という読者の声が聞こえてきそうです。

 なぜFXをするのか?その答えは、私のような慢性骨髄性白血病や線維筋痛症、その他の慢性疾患を抱えている方の中には、命は助かったけれど経済的に逼迫をしている方がいると思うからです。高額な医療費に苦しみながらも治療は続けなくてはいけない。しかし、前と同じようには働けない。せめて月に5万円の収入があれば…と思っている患者さんがいると思うのです。

 私自身がそうです。前と同じようには働けません。収入は激減です。しかし、最低でも自分の医療費くらいは稼がないと家計が苦しくなってしまいます。FXは家でできますし証拠金も比較的少ない。さらに家にこもりがちな病人の視野を広げてくれます。大きな損をすることさえ避けられれば病人にとって都合が良い投機なのです。

 もし、私が少額でも安定した利益をあげられるようになり、その方法を発信できれば似たような環境にある患者さんの参考になると思うのです。
「損をしたくないからFXはやりたくない!株式投資もダメ!」
そういう患者さんもいることでしょう。FXや株式投資は損をしても自己責任です。だからやりたくないという患者さんは賢明だと思います。

 私は他の患者さんにFXを勧めているわけではありません。ただ私たち患者は病気になって人生が変わってしまいました。そのような中で、ジタバタしながらでも何とか生き抜いているという参考例になれば嬉しいのです。どの患者さんもジタバタしながらでも生き抜いてほしいのです。

 私は白血病の状態が落ち着きました。しかし、Twitterでは治療がうまくいかない悲しみを表した文章を読むときがあります。また、高額の医療費に悩んでいる投稿を見るときもあります。まったく同じ状況にある人はいませんが、私は少しでも参考例になることをしたいです。思い上がりなのは重々承知なのですが、それが助かった者の使命のような気がしているのです。

#今こそ学びたいこと

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