3月7日のFX(ドル円)の見通し
1.6日は米国長期金利に振り回された1日
6日(月)は、下降・上昇どちらにも期待が持てるような相場環境であり朝から比較的大きなレンジ相場を形成していました。動くpips数が比較的大きかったものですから「暴落の始まり!」とか「火柱!」といった威勢の良い文章がある掲示板では投稿されていました。
チャート分析や米国長期金利の下降傾向から、暴落予想の人が多くいたと思います。米国10年金利が3.9を割り込みましたから、下降に勢いがつく可能性もありました。しかし、136円20銭付近まで上昇する場面もあり、結局は135円95銭付近で1日を終えました。日足で見ればほとんど動いていないことになりました。
2.今日のこれからの相場(パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言前まで)
今日はほとんど動いていません。17:00からのロンドン市場に期待といった感じです。早出の人がトレードを始める16:00くらいからやっと相場が動き出す感じでしょうか?ただ、今晩は米国パウエル議長の発言が24:00に予定されているので動きにくいと言えば動きにくいですよね…。
今日のポイント1つ目は、136円18銭付近からの反転ショートを狙います。そして、136円20銭上抜けでロングを狙います。現在のレンジの上部を活用してエントリーします。
今日のポイント2つ目は、押し目買いです。まず、135円70銭~75銭付近で押し目買いロングを狙います。もし下抜けするようならショートでエントリーします。次は、135円35銭付近で押し目買いロングを狙います。下抜けするようならショートでエントリーします。
今日は、昨日から続くレンジ相場を生かしたエントリーです。レンジ内で動くならそれを活用するし、ブレイクするようなら追っていく感じです。ただ、米国長期金利を見ていると、上がっていくようにも下がっていくようにも見えない感じなんですよね…。
オプションNYカットは、136円50銭に設定されています。現状から比較的近いので、もしかしたら近付いていくかもしれません。午前0時にどうなるでしょうか?
現状は、米国長期金利はやや下降傾向です。また、金相場は下げ止まった感じです。となると、今のところ方向性が見られません。日本の長期金利は高値安定傾向です。となると円も動きにくい感じです。通貨の強弱チャートを見ると、14:20現在で円が7位、米ドルが6位となっています。夕方からの欧州時間に要注目といったところでしょうか?
この後は、16:00にドイツ1月製造業新規受注(前年同月比)等の発表があります。
24:00 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言があります。内容によっては相場が大きく動きます。ポジションは事前にクローズしておきましょう。
今の相場は、いつ何があるか分かりません。ちょっとしたきっかけで反転することがあります。損切り近めで、短時間の利確を繰り返した方が安全です。なお投資判断は、あくまでも自己責任でお願いします。