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3月20日のFX(ドル円)の見通し

1.17日は結局日足陰線

 17日(金)は、132円台後半で一部反発する時間もありましたが、基本的には下降トレンドの1日でした。

 22:15 米国 2月鉱工業生産(前月比) 予想 0.2% 結果0.0%、23:00 3月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 予想67.0 結果63.4、2月景気先行指標総合指数(前月比) 予想 ー0.3% 結果-0.3% という経済指標の結果も下降が加速する要因となりました。最終的には131円80銭付近で1日を終えました。

2.今日のこれからの相場

 今日は、午前中に131円80銭付近から132円60銭付近まで上昇しましたが、13:30の状況で全戻しになっています。基本的には売り相場だと思っているのですが、金融不安に対する対応措置でドル買いが起こると上昇してしまうので相変わらず難しい相場状況です。

 今日のポイントの1つ目は、132円00銭付近(5分足21日線)からのショートです。今のところ、5分足の21日線にローソク足がタッチして下降を加速させています。5分足の21日線は要注目のポイントです。

 もし、5分足21日線までローソク足が戻らない場合には、131円80銭付近からショートを狙い始めます。131円50銭~60銭付近で反発があるかもしれないので注意が必要です。131円50銭付近を下抜けられれば、さらにショートの信用度は増します。下降に勢いがあるようなら130円30銭付近まで狙ってみようかと思っています。

 今日のポイントの2つ目は、131円50銭付近で反発があればロングです。東京市場とロンドン市場の切り替わりくらいの時間(16:00~17:00過ぎくらい)で反発があると132円30銭~60銭くらいまで上昇してしまう可能性もあります。なお、もし132円60銭くらいまで行ってしまったら、戻り高値売りを検討します。さらに上の133円00銭付近でも戻り高値売りは検討します。

 オプションNYカットは、131円00銭(大きめ)に設定されています。確実ではありませんが、夜間には131円方向に引っ張られて、やや下降の色が出てきそうな気がします。さて、23時にどうなるでしょうか?

 今のところ、米国長期金利は下降傾向です。金相場はやや上昇傾向です。となると米ドルが下降傾向になりやすいです。日本の長期金利は高安混在です。円はやや不安定になりやすい状況です。通貨の強弱チャートを見ると、14:00現在で円が2位、米ドルが5位となっています。午後になってリスクオフの色が出て円が買われていますが、欧州時間後はどうなるでしょうか。

 今日は、大きな経済指標の発表はありませんが、23:00 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言 があります。状況によってはドル円相場にも影響が出ます。可能ならばポジションは事前に閉じておきましょう。

 今の相場は、いつ何があるか分かりません。ちょっとしたきっかけで反転することがあります。損切り近めで、短時間の利確を繰り返した方が安全です。なお投資判断は、あくまでも自己責任でお願いします。

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