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3月9日のFX(ドル円)の見通し

1.8日は日足の200日線を実体で超えられず僅かに陽線

 8日(水)は、朝から大暴騰で、ほとんど押し目なく137円50銭付近まで上がっていきました。ただ、日足の200日線が意識されるのかそこでは反落しました。お昼頃までに上昇が再開して137円80銭付近までつけましたが、ロンドン市場に入ってからは下降となり一時136円50銭まで下降する場面がありました。しかし、その後は上昇を続け、137円35銭付近で1日を終えました。結果としては僅かに日足陽線となりました。

 上下に動きが大きく、上下で上手に取れた方がいれば、往復ビンタのようになった方もいるようです。私は、チャートには21日線、75日線、200日線を表示して、それらを参考にしながらエントリーします。例えば、5分足ですべての線の方向が揃っており、ろうそく足が21日線のトレンド方向にいる状況でタッチした場合にはエントリーするといった感じです。

 もちろん、スキャルピングの方法で反発ポイントで軽く取る場合には、そんなこと関係なくエントリーするときがありますが、スイングをしようとするなら移動平均線とろうそく足の関係は大切です。21日線の逆方向に行った場合には損切りするといった目安にもなります。もし、エントリーで悩んでいるようでしたら、ぜひ参考にしてみてください。

2.今日のこれからの相場(前週分新規失業保険申請件数計発表前まで)

 今日は朝から下降傾向です。ほとんど戻り高値の部分なく136円70銭付近まで落ちてきました。ただ、1時間足の75日線付近が意識されるのでしょうか、15:30現在では、とりあえず75日線付近に反応しています。まずは、136円60銭付近の1時間足75日線を割り込むか注目ですね。

 今日のポイント1つ目は、136円60銭付近からの反発ロングを狙います。これは、スキャルピング程度です。5分足21日線が上向いたらロングで少し長く持つかもしれません。1時間足75日線(136円60銭付近)を下抜けされたらショートです。ここのところ、75日線に反応したチャートになっているので下回ったらショートでエントリーします。

 今日のポイント2つ目は、136円20銭~40銭付近で反発ロングをスキャルピング的に狙います。下抜けするようならショートでエントリーします。ここを下抜けすると1時間足の200日線も下抜けすることになってしまうと思うので、ちょっとショートが強くなるかも?

 今日のポイント3つ目は、137円10銭の上抜けでロングを狙います。これは1時間足の21日線をきちんと上抜けるかを見て判断したいです。逆に弾かれるようなら反落ショートをスキャルピング的に狙います。上抜けをした場合には、おそらく移動平均線の向きが上で揃うと思うのでロングで少し持っても良いかもしれません。

 今日も、動きが大きいので慎重にエントリーしたいです。今のところ5分足の21日線に沿って下降しているのでショート目線ですが、欧州時間では反転することもありますので底値掴みは避けたいところです。

 オプションNYカットは、134円00銭、136円00銭、136円50銭、137円00銭(大きめ)、138円00銭に設定されています。午前0時にどうなるでしょうか?

 今のところ、米国長期金利が概ね安定傾向です。また、金相場は下降傾向です。となると、米ドルはやや上昇傾向になる可能性もあります。日本の長期金利は上昇傾向です。となると円が強くなりやすい傾向です。通貨の強弱チャートを見ると、16:00現在で円が1位、米ドルが8位となっています。圧倒的に円が強いですね。このままだとドル円は下降傾向になるのですが、夕方からの欧州時間ではどうなるでしょうか?明日の日銀政策金利発表も意識されているかもしれません。

 22:30    米国 前週分新規失業保険申請件数 予想 19.5万人、前週分失業保険継続受給者数 予想165.9万人があります。内容によっては相場が大きく動きます。ポジションは事前にクローズしておきましょう。 

 今の相場は、いつ何があるか分かりません。ちょっとしたきっかけで反転することがあります。損切り近めで、短時間の利確を繰り返した方が安全です。なお投資判断は、あくまでも自己責任でお願いします。

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