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1月18日のFX(ドル円)の見通し

1.17日も不安定な動きで結局は日足陰線

 1月17日(火)のドル円相場は、不安定な動きを繰り返しながら40銭ほど円高・ドル安に動きました。70銭くらいのレンジを3往復くらいしたイメージですかね?

 米国1月ニューヨーク連銀製造業景気指数の-32.9には驚きました。そんなに重い経済指標ではないのですが、あまりにも数字が悪かったので結構ドルが売られました。ただ、大寒波の影響が大きかったのかな?とも思います。NY時間に入ってからは円も買われたので急速に円高方向に行きました。やはり、アメリカなどの外国の皆さんは日銀の金融政策修正に期待&警戒しているのだな、と思いました。 

2.今日のこれからの相場

 今日は、午前中ノーポジション推奨の日でしたが、朝から90銭くらいドル高にもっていきましたね~。やはり、日本の皆さんは金融政策修正はないと思っているんだろうと感じました。

 さて、結果は…

 日銀の金融政策には修正が入りませんでした。ですので、ドル円はこの文章を書いている段階で2円60銭くらい上に飛んでいます。131円台復活ですね。ドル円のインプライドボラティリティ(オプション相場)は1ヶ月後は134円の可能性まで含めて取引されているくらいです。ちなみにオプションを見ると、今日は上がっても132円くらいまでらしいですよ。

 15:30 日銀黒田総裁の記者会見で、会見に応じて値が動くと思うので、それに合わせてエントリーしたい方はやってみるのも楽しいと思います。
ただ、急な動きには注意です。損切りや利確を早めにしていきましょう。

 日中は、基本的に円売り・ドル買いで良いと思います。素直に下に落ちたところを買っていきましょう。131円のキリ番で買いとか、130円80銭で買いとか狙って良いと思います。ただ、下に抜かれたら躊躇なく損切りしましょう。

 上昇の勢いが止まった後には気を付けてください。日足は円買い・ドル売りの下降トレンドなので、131円30銭をバックにショート、上に抜かれたら131円80銭をバックにショートという方法もあります。また、素直に上昇に合わせていくのも手だと思いますが、高値づかみに気を付けてください。

 上下に振らされることがあるので、損切り近め、短時間勝負でいきましょう。自分の損切りラインを抜かれたら躊躇なく損切りです。

 22:30 米国卸売物価指数(PPI)があります。これは結果によっては大きく動きますよ。この時間の前にはポジションを閉じておいた方が良いと思います。

 今の相場は、いつ何があるか分かりません。ちょっとしたきっかけで反転することがあります。損切り近めで、短時間の利確を繰り返した方が安全です。なお投資判断は、あくまでも自己責任でお願いします。

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