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3月24日のFX(ドル円)の見通し
1.23日は日足陰線だが130円には壁か?
23日(木)は、下降トレンドの中で大きな反発上昇があり、最終的には売りが勝って日足陰線で終わりました。その中で、130円付近には抵抗帯があることも確認できました。昨日書いた自分の見通しに近い動きでしたので、読者の皆さまのお役に立てたのではないかと安堵しています。
2.今日のこれからの相場(米国PMI発表前まで)
今日は、130円80銭付近からのスタートでしたが、仲値付近から下降を続け、一時130円20銭付近まで下げました。これは、日本のコアCPIが上振れたことも影響しているかもしれません。ただ、この付近は抵抗がありますので反発し、130円70銭付近まで上昇しました。現状は少し下げて130円35銭付近です。
今日のポイントの1つ目は、130円00銭~20銭付近の反発ロングです。ここは過去や今日の午前中も下抜けに失敗しているところですので反発上昇が十分に考えられます。もし130円を安定して下抜けするようなら下降は強いと考えられます。ただ、値頃感でロングを入れてくる価格帯でもあるので底値ショートに注意が必要です。
今日のポイントの2つ目は、131円00銭付近を意識したエントリーです。131円00銭付近で反落ショートは十分にあり得ます。ただ、昨日同様、安定して上抜けをすると、上昇の色が出てくるかもしれません。米国長期金利との兼ね合いもありますが、ロングを狙えるケースも出てくるでしょう。
現状の米国長期金利はやや上昇気味です。金相場はやや下降傾向です。となると米ドルがやや上昇気味になる可能性があります。日本の長期金利はほぼ横ばいです。通貨の強弱チャートを見ると、13:10現在で円が1位、米ドルが2位となっています。欧州時間からはどうなるでしょうか。
今日は、16:00〜ユーロ圈やイギリスの経済指標発表があります。中にはPMIの発表もありますので注意が必要です。
22:45 米国 3月製造業購買担当者景気指数(PMI速報値) 予想47.0 3月総合購買担当者景気指数(PMI速報値) 予想49.5 3月サービス部門購買担当者景気指数(PMI速報値)予想50.5 等があります。可能ならばポジションは事前に閉じておきましょう。
今の相場は、いつ何があるか分かりません。ちょっとしたきっかけで反転することがあります。損切り近めで、短時間の利確を繰り返した方が安全です。なお投資判断は、あくまでも自己責任でお願いします。
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