なにこれ
(ボウエイ?)
なんて言うのこれとデスマは顔を近づけてきた。
(ボーレイ?)
(違う、違うよーボウエイ。国を守ることだよ)と吉田。するとデスマは、
(ボウエイって言うんだ、ニホンゴむずかしい)と返す。
今二人は楽屋、他に誰もいない。
いきなりデスマは、
(吉田さん、今日だったらいいよ。)
白のセーターから膨らみ弾ける胸を寄せる。
(触りたいでしょ。ほらっ。)
吉田は、デスマの突然の行動に慌てる。
(やめろ。
デスマ、俺はそんな事一言も言ってない。)
笑うデスマ。(でもそんな顔してるじゃん)
すると吉田は
(してないしてない。それアンタの感想だろ)と返す。
ほうれい線をさすり、赤らめながらムキになる吉田をデスマは気に食わないのか、ポッキーをポリポリと食べ始めた。
(皆んな、弱いのにね、いつラクになるのアナタ。私もポッキーも期限があるの、良いわ、別の人に教えてもらうから。)
世の中コウヘイですから、
って教えたのはアナタ。
ほうれい線あるの私なりの。
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