あなたの書く文章には、だれかの日常に「影響」を与える力がある
あなたの書く文章には
顔も知らないだれかの
「日常」に、
そして「人生」にまで
「影響」を与えるほどの力があります。
そう、言われたとしたら
信じることができますか？
少し前の私は、
文章には「感情」を動かす力がある
と捉えていました。
文章を読むことで、
気持ちが楽になったり
可笑しくてクスッと笑ったり
感動して泣いてしまったり
読んでいる最中、または読了後に
「感情」が動くような
文章が書けたらいいな
そう思っていました。
ですが、その効力は文章に触れている間のみ。
いつもの生活に戻れば、ほとんどの文章は
「思い出されることはない」
それが現状です。
この現実を踏まえたうえで、文章には
「感情」を動かすこと
以上の
「力」があることに
気がつきました。
それは
読み手の「人生」に影響を与える力
です。
「人生」というと
大げさに聞こえるかも知れません。
たとえば「日常」と言い換えても
意味は同じです。
人生は、１日１日の積み重ねです。
こんなことを考えたのは
こちらの記事を書いた数日後、
頭に浮かんだとある考えが
きっかけでした。
「この記事を読んで
何人の人が
実践してくれたのかな。」
ビュー数を覗くと、
今時点で175
「つかれた」の４文字を「かんしゃ」に変える
たったひとりでも
一度だけでも
実践してくれた人がいたなら
それは文章の力で
だれかの「日常」に影響を与えられたということ。
たったひとりでも
習慣になった
なんて光栄なことがあったなら
それは文章の力で
だれかの「人生」に影響を与えられたということ。
私自身も
とあるブログを読み込んで、
考え方が大きく変わった経験があります。
本を読んで、
創作活動に生かされていることがあります。
noteを読んで、
目に入る世界や
会話で思い浮かぶ話題が
広がってきたという実感もあります。
「バタフライエフェクト」
のように
あなたの発信した、１記事が
あなたのつぶやいた、１文が
どこかで、だれかの
行動のきっかけになるとしたら
会話が盛り上がるネタになるとしたら
涙を止めることができるとしたら
命を繋げることができるとしたら
書き手には、その結果は
届かないことの方が多いでしょう。
それでも、文章を書くことに
興味があるなら
夢を見たって、空想をしたって
ばちは当たりません。
蝶のようにちいさく羽ばたく感覚で
この世界に「影響」の種を
まいていきましょう。
🦋
バタフライ効果とは、「非常に小さな出来事が、最終的に予想もしていなかったような大きな出来事につながる」ことを意味する言葉である。
日本のことわざでは、『風が吹けば桶屋が儲かる』（一見関係のないようなことが、意外なところに影響を及ぼす）と類似している。
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