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僕は小説が好きな大学生#2

おはようございます。僕は小説が好きな大学生です。

さて、2回目となりました今回のテーマは小説です。連続で本のことについて書いているので、僕は読書が好きなんだと思います。

ここで少し僕の読書遍歴を。



『火花』

僕は中学二年生まで生粋のゲーマーでした。DSでドラクエ9やポケモンブラックホワイトを、3DSで3DS版ドラクエ8や、ポケモンXYを学校から帰ったら宿題もやらず、友達と公園に行ってずっとやってました。

そんなある日、いつも通りゲームに勤しんでいると、お母さんから、少しは読書でもしてみたらと声をかけられました。その時に渡された本が又吉さんの『火花』でした。僕は面倒くさくて、適当に返事をしました(多分、お母さんの目も見ていなかったと思います)。その瞬間、ボトンと音がしました。見るとお母さんは自室に入っていくところでした。その音は本が床に落ちた音でした。普段感情をあまり見せない母が、初めて怒ったのだと思いました。


『君の膵臓をたべたい』

そこから、僕はゲームの時間を少しずつ減らし、代わりに読書の時間を増やしていきました。初めて自分で買った作品が住野よるさんの『君の膵臓をたべたい』。表紙のピンク色とタイトルのグロテスクさの矛盾が気持ち悪くて、怖いもの見たさでジャケ買いしました。

『火花』も『君の膵臓をたべたい』も、その時に貰った、あるいは買ったままの物が今、本棚に飾ってあります。この二作は今の自分を形作る第一歩の作品だと感じています。

皆さんにもバイブルとなった作品はありますか?よければ教えてください。

『流浪の月』

今まで読んできた小説で、たくさんいい作品があって、もっと色んな人に知ってほしいと思っている中で、一つ今年読んで、一番感動した本を紹介します。

それが凪良ゆうさんの『流浪の月』。この作品は少女が男子大学生に連れて行かれて、数ヶ月ともに暮らし、少女が成長したあとに偶然その男性と再会するお話です。メディアでは誘拐事件として大々的に報じられ、少女には同情の目が、男性には小児愛者という目が向けられてしまう。しかしその事件の真相を知る者は本人たちしかいない。

僕が感動したのは、男女が一緒にいる言い訳として最も受け入れやすいのが恋人同士だということ。でも実際は、もっといろんな感情が存在しながら一緒にいる男女だって存在していると思います。この作品の主人公たちは、そんな当たり前のことに気づかせてくれたので、とても印象に残ってます。

ここまで読んでいただきありがとうございます。紹介させていただいた本たちはどれも、僕のバイブルで、 是非色んな人に知ってもらいたいと思っています。気になった本があれば買ったみてはいかがでしょうか。

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