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完璧な日なんて一日もない#25

はじめまして、ラスコです。

最近、私の日常は家を離れて、海外や国内に滞在していることが多いです。その中で感じたことについて少し書いてみようと思います。

私は今年の3月から8月までの半年間、オーストラリアに留学していました。そして帰ってきたら2週間山形県に免許合宿に行き、1週間インドネシアに学校のフィールドワークに行きました。私はこの3つの旅のあいだに何度も「体は資本だから、ぜったいに体調を崩してはならない」と心に決め、健康に気をつかった生活をしていました。

そもそも「完璧な日なんて一日もない」という言葉は、大学の2年生まで所属していたラグビー部のコーチから言われた言葉です。私は2年生のシーズン、ヘルニアと闘いながらラグビーを続けていました。しかし、走ることもままならないため、ほとんどのシーズンを休んでいました。その時にコーチから言われた言葉が、「ほかの選手もケガを抱えながらプレーしている。あなたのケガの状態はわからないが、少しでもプレーできるなら早くフィールドに戻って練習するべき。完璧なコンディションでプレーできる日なんて一日もないんだから。」一字一句正確ではありませんが、このような内容だったことは覚えています。
この言葉はまったくもって正しくて私はぐうの音も出ませんでした。だからこそ、こちらのラグビーをプレーしたくてもできない感情を足蹴にされたようでとても不愉快でした。この日から私は腰が壊れることを前提で、かつ今シーズンで辞めてやるという気持ちでフィールドに立ちました。今でも腰は慢性的に痛いのですが、ある程度運動したり、重いものを運んだりはできるので、結果的にはあの日の選択は間違っていなかったと信じています。

部活を辞めて以降、私はヘルニアに常に悩まされています。さらに鼻炎のアレルギーやハウスダストアレルギーがあるなど、体調を崩しやすいタイミングはたくさんあります。また運動をする機会も前より減っているため、疲労がたまりやすくなっています。このようなコンディションの中で私は生きていかないといけません。でもおそらく、これ同等かこれ以上につらい症状をもって生きている人もいると思います。
ですので、我々にできることは、最高のコンディションの日が来ることを望むのではなく、現状のコンディションでどのようにしたら現状最高のパフォーマンスができるかを常に考え続けることだと思います。

例えば、何かの資格を取るとき、海外に旅行に行ってみるとき、海外留学を決めるとき、筋トレを始めるとき、など。私たちはこれらを完璧にしてから行動することはできません。なぜなら、英会話も勉強も100%でできるのであれば、それらの目的を取る必要がないからです。
また日常生活においても、仕事や学校に行くとき、体の調子が完璧であることはほとんどありません。しかし、誰にとっても身体は資本であり、身体が動かないことには何もできません。
ですので、身体に対して常に労わり、100%のコンディションに持っていく努力を怠ってはいけません。

これが今年私が学んだ最も重要なことの一つです。


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