美しき五月に

このブログは主に観劇用のつもりだったけど、5月最後の今日は別の話題。

5月は亡き父と西城秀樹さんにとって特別な月。
父の誕生月であり、亡くなった月。
父も秀樹さんも63才で亡くなった。

父は亡くなる数年前に庭にモッコウバラを植えて、せっせと世話していたのだが花が咲かないと愚痴っていた。色々調べて肥料入れたりしてたらしい。父の知らせを聞いて実家に駆けつけた時、満開の白いモッコウバラが迎えてくれた。こんなに美しく咲いたんだ…と涙が溢れた。
幼い頃は自慢の父だった。子供好きで運動神経が良くて、休みの日は私の友達とも一緒に遊んでくれたし、運動会の父兄リレーではよくアンカーをやっていた✨
残念ながら、私には全く運動神経がないのだけど。
大きくなってからは色々あって、だけど晩年は昔の優しい父に戻って私の子どもたちとも遊んでくれて。孫を早めに作った事で少しは親孝行出来たかな。
幼い頃住んでいた家の庭にもバラが咲いていて、芝生の上に白いブランコが置かれていた。
バラは父の憧れだったんだろう。

西城秀樹さんは、私にとっては幼い頃から別格のスター⭐️でありヒーロー✨
70年代のヒデキは誰がどう見ても、スーパースター⭐️だった❗️
80年代以降は、人によってはどうだかわからないけれど、私にとってはやっぱりスター⭐️だった。
子供の頃はお兄ちゃん、大きくなってからは彼氏になって欲しかったけど、ご結婚されて子供が出来てからは子育ての同志のような感覚だった。
秀樹さんの後に好きになった芸能人はいっぱいいるんだけど、秀樹よりカッコいい人は今のところ、というか、これからもいないと思う。

何が好きだったのかな〜と考えたんだけど、まず普通に見た目が好み!歌が好き!圧巻のパフォーマンス!爽やか!色気がある!トークが面白い!何もかも振り切ってる!etc.

だけど1番は、人柄。思春期に差し掛かった頃、大人不信になって大人は誰も信用出来ない、自分の事と体裁しか考えてないと思っていた時、髪を切ってギャランドゥを歌う秀樹を見た。気迫と色気が凄すぎて、画面からでも圧倒されて。
その頃、秀樹は良い子過ぎる、真面目過ぎて面白くないと思っていた。だけど、真面目にやったらこんな凄いパフォーマンスが出来るんだ!口だけじゃなくて有言実行の人なんだ!こんなちゃんとした大人もいるんだ!と驚いた。
真面目ってことがバカにされるような風潮の時代だったのだけど、真面目は悪い事じゃない、堂々と真面目に頑張ればいいって教えてくれた。

それからも、秀樹は裏でどれだけ努力してるんだろう?といつも思ってた。だって、何をやっても凄いんだもの。歌もどんどん上手くなって、隠し芸だって、バラエティだって全力。リハビリも。女性に対する思いやりも素敵だった。
いつだって素敵な姿をみせてくれて、トキメキをくれた。憧れっていう言葉の意味がようやくわかった。
本当に本当にありがとう😭

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