見出し画像

子育て最強ホルモン「オキシトシン」

子育ては時間と手間がかかる面倒なものです!! 

共働きで仕事に家事に子育てに、
この時代とにかく効率が要求される世の中では、 
逆にゆっくりと時間をかけて親子の信頼関係を築くことが難しいなあという風に感じます。

「いやー親子であれば特別なことをしなくても良い関係が築けるでしょ、」「親の背中を見せていればイイ子に育つでしょ」と思われがちですが、 
限られた時間と触れ合いの中で良好な親子関係を構築するには 「ちょっとした工夫」が必要なんです。

子どもに愛着形成ができていない親が4割

アメリカの州立大学が合同で行なった調査によると母親であっても、 
赤ちゃんの約4割に 「健全な愛着形成」が確認できないことが判明しました!

この調査では
赤ちゃんをあやしている時の母親の心拍数と感情の起伏を測定しその結果、 感情の起伏が少ない母親から子どもに 「愛着形成が成立しない傾向」が強く見られたようです。

東京大学の研究では、
自閉症スペクトラム障害の治療としてオキシトシンを経鼻投与したら相手の有効性を判断する行動が増えたとのことです。
つまり、コミュニケーションがとれるようになり「愛着形成」にプラスの反応が出たということです。

親のストレス

子育て中の親が過剰なストレス、疲労、プレッシャーにさらされることで、愛情ホルモン「オキシトシン」の分泌が悪くなり、
それが原因で親の愛情が子どもに十分に伝わらないことがあるということです。

ちなみに愛着形成とは、 子どもが特定の人に対して持つ安心感や絆(信頼感)のことです。


母親が赤ちゃんをあやしたり授乳している姿は、
ほっこりと優しい気持にさせる微笑ましい光景ですが、
一見するとごく普通に子育てをしているように見えても、
実際には「4割」の子どもに「愛着形成」が構築できていないという事実は現代社会が抱える大きな問題であると危機感をおぼえます。

もちろんどの親もわが子を愛したいと心から思っています。

オキシトシンの分泌を促進するには、
まず母親がリラックスしていなければなりません。
そのためには、 母親が安心しリラックスできる環境を整えることがとても大切ですよね。

キッズ整体で親子のコミュニケーション



母親と触れ合いスキンシップをとり身体を触れながら
小さな手で「ママ気持ち良いかなあ?」 「ママ疲れてるから喜ばしてあげよう!」と “思いやり”と“観察力”を 伸ばすことができ子どもの可能性を伸ばすことに役立ちます。

【父親にもキッズ整体を】
オキシトシンは 女性だけでなく 男性にも存在することが分かっています。

遊びを通して子どもとの身体接触が増えると、
父親にもオキシトシンが分泌され 「俺の子がかわいい」「愛おしい」と
 心の底から感じるようになっていきます。
身体に触れて癒してもらう 「子どもから小さな手のマッサージ」を通して 愛情のインプットを体感してほしいです。

オキシトシンには、子どもたちの未来にとても嬉しい効用がたくさんあります。親子のスキンシップを楽しみながらオキシトシンUPをさせられたらいいですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?