反応しない練習 第二章以降~

反応しない練習
著 草薙 龍瞬

全て読み終えたので、読んだ感想を書いていきたい。

ブッタの考え方を今の自分の生活や悩みに役立てていける本だった。


心を半分にして使う


という表現が分かりやすく、実践していきたいと思った。
心が丸であったとしたら、
丸の半分(手前側)が相手を理解するために使い、
丸の半分(奥側)は自分の心を見るという使い方。
理解しがたいことなどがあった時など、「意味がわからない!」や「話を聞いても無駄だ!」となってしまうが、
心を半分にして使うということを意識していれば冷静になれると思った。
自分の心を見るときは、怒りがあるのか?相手への疑いがないか?確かめる術のない妄想が湧いていないか?を見るそう。


反応しないことが最高の勝利


自分のことを攻撃してくるようなこと、自分にとって不快なことがあったとき、うざい、むかつく、悲しい、等々私たちはいろんな感情が湧いてきて反応している。
しかし、この反応してしまった感情、ブッタは相手が渡してきた同じものを自分も食べたということになる、と表現していた。
自分が反応してしまうことで自分を攻撃してしまうということ。
全く反応しないというのは無理なんじゃ、と私は思うけれど、確かに怒ってきた相手に自分もムカつくムカつく!とか心の中で思っていたらそれはマイナスだ。

慈悲喜捨という心の使い方をする


慈‥相手の幸せを願う心
悲‥相手の悲しみに共感すること
喜‥相手の喜びに共感すること
捨‥手放す心、反応しない心 例えば欲や怒りという反応に気づいて、ストップをかける心がけ
世間んではこれらをまとめて愛というらしい。
捨が一番難しいと本にも書いてあるがまさに私もそう思った。
執着があるからだそう。欲を叶えたい、相手に認めさせた、勝ちたい、許したくない、これは全部執着だそう。
相手のため、世のため、正義や愛のためと理屈を作って正当化しているそう。
本当は自分の心はどんな反応をしているのか正しく理解するのが大切。

ここからは、私が心に響いた言葉を抜粋していきます。

自分はまだまだ はやめる、自信が欲しいとも考えない
わたしはわたしを肯定する、そして今できることをやっていく、やってみる

過去は過去

反応している自分がいる
相手は関係ない

相手はいつでも初めて会った人

妄想には確かめる術はない

感情に反応していた心を感覚への反応に切り替える

改善 集中 納得

内面的な動機に立って励む
意味があるかを問うのではない



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