見出し画像

【雑談】vol.10 山小屋のラーメンが沁みわたった話🍜

先日、お仕事で白馬岳に登ってきた⛰️
ツアーだったので長野駅から観光バスで1時間くらいで栂池高原スキー場のゴンドラリフトの駅へ。
ここからゴンドラとロープウェーに乗って栂池自然園まで。
このあたりまではウィンタースポーツLOVERにはお馴染みの場所かと思う。
登山の場合は栂池自然園の横にある登山道入口から、さらに上を目指していく。

1日目。この日のゴールは白馬大池というところ。
天気に恵まれてお花もたくさん見られた🌼
そんなの当然。わたし晴れ女なんで🤗

きれいな緑🌿
お花の名前は何度聞いても忘れる
岩ゴツゴツ道の向こうに見えるのが白馬大池、赤い屋根がこの日の寝床

わたしは高所に弱くすぐに高山病になるから、仕事以外で山に登りたいって思えないのが残念😢
だけどこの日は2000mを超えても元気だった💪
だからごはんモリモリ食べて就寝💤

山小屋の夜ごはんはメンチカツのせのカレーでした🍛

2日目。この日は雨予報が出てたけど、歩き始めるころには止んでいる想定だった。
でも止む気配がなくてしかたなく雨具を着て出発。
お目当ての白馬岳はこの日に登頂する予定だった。
山頂に着くころには止んだらいいなー♫と思いながらみんなで歩いていた。
がしかし…雨はいっこうに止まず、むしろ強くなり、そのうえ風までものすごく強くなって、歩くのもままならない瞬間があった🌪️
雨が顔に当たってあんなに痛いと思わなかった。こんな日に傘もささないで歩いてるなんてシュールすぎる。
晴れ女のわたしは体験したことのない暴風雨だった…
当然写真なんか撮ってる場合じゃないし、白馬岳も真っ白だし素通り。

風で煽られて怪我をする人もいなくて、なんとかお昼前に宿泊の山小屋に着いた。
びしょ濡れのまま受付に登場したので、山小屋の方はすぐに乾燥室を案内してくれた。一生懸命歩いてて気づかなかったけれど、ここでようやく体が冷えていたことに気づいた🥶
早速みんなでレストランに行って、お昼ごはんを食べることにした。
カレーやハンバーガー等、こだわりの食事が豊富だったけれど、この日わたしたちの中で大人気だったのが、1600円のラーメンだった。

スマホも冷え切ってて湯気でこの画質に

大丈夫だと思ってたけれど、密かに高山病の気があったわたしは、あんまりモリモリ食べる気持ちではなかった。でもラーメンならいけると思って頼んでみたら、あっという間に完食。体もポカポカになった☺️
スープも魚介の味がした。地上で1600円のラーメンなんてたぶん食べないけれど、山の上でこのクオリティーのラーメンが食べられることに感謝してなんだか涙が出そうになった。ちょっと前に地上で鯛だしで有名なつけ麺を食べに行ったけれど、それ以上においしく感じた。
きっとこのラーメンは体が冷えて心細くなってしまった登山客の心をほぐし続けているに違いない。
ありがとうラーメン。
ありがとう山の上でラーメン作ってくれた人。

結局その日は16時過ぎくらいまで天気が回復しなかったけれど、一気に霧が晴れた瞬間や夕焼けも見ることができた。これぞ山小屋の醍醐味!

歩いてる時にこれくらい晴れなさいよ
夕日が沈む瞬間(19時過ぎ)
月もきれいだった!

3日目。昨日通ってきた道を戻って下っていく。
この日は朝から晴れ予報だったはずなのに、結局朝から霧がすごかった…
明日写真撮れる!と信じた白馬岳も真っ白状態で到着。

真っ白。白馬だけに。

本当だったら稜線上お花畑の中歩ける予定だったのに…
諦めかけていたけれど、歩き始めて3時間くらいたったころ、ようやく霧が晴れた☀️

最初からこの景色が見たかったのに
昨日宿泊した大池!

晴れる時は一気に晴れる!
ほんと山の天気は変わりやすいんだなって実感するツアーでした。

ちなみに3日目は朝から頭痛がひどく、朝ごはんはお味噌汁しか飲めなかった…高山に慣れるにはまだまだ時間がかかりそう😔
高山病は水をたくさん飲んで、深呼吸を心がければ防ぐことができる。あとは寝不足もよくない。あと肩こり持ちはなりやすいってガイドさんが言っていた。
そろそろマッサージに行かないとな…

仕事で行かされてる感すごく出すわりに、仕事では積極的に山に行っている自分に気づく。
登山ウェアも安くないのに、新しいものが欲しくなる。
買ったからには行かないとってなるループ🔁
でも登山って辛い思いしてでも行かないと見られない景色を見られるのが楽しみなのは間違いない。
来月は日本で富士山の次に高い北岳に行く予定だ。仕事だけど。
しっかり寝不足解消して臨もうと思う😊

最後に、風でフードが取れないようにギューギューに絞ってつんつるてんになったわたしを添えておきます。

ウェアはピンクを選びがち

お読みいただきありがとうございました🙇🏻‍♂️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?