ADHDというハンデと武器と愉快さ
私のADHDについて述べていきます。
ナルコレプシーのような睡眠障害に悩まされ、高2あたりからスクールカウンセラーに通い始め、大学でお世話になっているスクールカウンセラーの方に「もしかして発達障害とかじゃない?」と言われ、それをきっかけに受診した人です。
私は中学受験をしたのですがその理由が「小学校で馴染めなさすぎる」でした。
とにかく、周りの友達がどうして笑っているのか分からない。本当に苦痛。
授業中にどっと皆んなが笑う流れあるじゃないですか。あれ全然意味が分かりませんでした。
なんでみんな笑ってるの?とりあえず私も笑います…
って感じでした。
そんな具合でしたから、友達ともあんまり話が合いません。かわいそうに・・・。
私は宇宙が好きでその話がしたかったのですが、そんな話に付き合ってくれる小学生、いるわけがないです。かわいそう・・・。
そんな児童期。
自分なりに、私はみんなより頭が良いからみんなと話が合わないんだ・・・。楽しめないんだ…。と考え結論づけました。(あんまり性格は良くなかったようです。)
だから中学受験をして頭の良い子に囲まれれば馴染めるはず!と思っていました。
中学でもかるーく浮きました。かわいそうに・・・。
変わった子が多かったのでいじめられたりせず平穏な中学校生活が送れただけで受験した甲斐大有りでしたが。
私の発達障害の症状をまとめました。
忘れ物が多い
→頻繁に教科書を忘れ恥をかく。クラスでは置き勉の先駆者になる。絵の具とか忘れる。宿題は忘れる。
失くしものが多い
→ついこの間もスマホを道端に落とし失くす(交番で見つかる)。配布されたプリントは取り敢えず全て失くす。
忘れる
→スクールカウンセラーの予約、不定期バイトの日付、全て忘れるので、予定が入った瞬間、目の前で人が喋っていようがGoogleカレンダーに全て書き込むようになりました。失礼者めが。
ケアレスミスが多い
→数学のテストで、計算ミス・書き写しミス等で合計30点失点しました。良く大学受かったな。
物事の詰めが甘く、やり遂げることができない
→やった課題を提出し忘れ単位を落としました。最悪。
先延ばしにする
→課題は毎回泣きながらやってます。前もってやろうと頑張っても辛くて泣きます。かわいそうに・・・。
手足がうるさい
→貧乏ゆすりがすごいです。助けて〜っ
沢山喋ってしまう
→そんな自分が嫌だったので、喋りすぎたら相手にも喋りすぎさせる戦法を取得しました。
友達のしていることを遮ってしまう
→そんな自分が嫌だったので、気づいたら素直に謝るようにしています。
気が散りやすい
→本当に困ってます。さっきまで課題やってたのに今は何故か料理をしています・・・。どうして?
すぐにイライラする
→イライラしてることにイライラして、そのイライラにもイライラして・・・。イライラのウロボロスです。
注意力がない
→これ一番イライラするんですけど、目の前にある事象にしか注意が払えないので、肘で物を落としたり右手に持っている物に集中して左手に持っているものを忘れる、ということが起こります。その理屈でこの間スマホ落としました。
女子の恋バナについていけない
→何も察せないので、女子の恋バナは一大苦手ジャンルでした。興味ねえ〜って。
片付けができない
→片付けが出来ずに部屋が汚すぎて引っ越しました。葛飾北斎みたいですごい。
ざっとこんな感じです。もっとあるとは思うんですけど、キリがないので。
だからなんだというわけではないのですが、この症状、そこまで重く受け止めないようにしてます。
治るわけじゃないしね。
もちろん人に迷惑をかけることもあります。
が、「ありがとう」「ごめんなさい」が適切に言えれば案外スムーズに人間関係進むことが分かりました。
それだけじゃないですしそれでもやっちまった〜となることありますけど。
誠意と「ありがとございます」と「大変申し訳ございませんでした」で補填できますね。出来なかったらそのコミュニティ抜けちゃおう!
って感じで生きてます。
治るわけじゃないものにいちいち悲しむのも辞めました、こないだ。
仕方ないので、変わってるけど頑張り屋さんな憎めないキャラでいきましょう。
終わり。
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