長男の”ありがとうございました”

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
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孫の誕生日の日のこと。

もう小学校4年生になるので、なにをお祝いにしてやっていいかわからなくなっています。なので、少し前に息子に連絡してテニス関連のほしいものを買ってやってくれと頼みました。テニスに夢中で、土日も試合なので、なかなか帰ってきません。

振り込もうかと言いましたら、今度会った時でいいよというので立て替えてもらいました。

そして、当日。
息子に”○○ちゃんにお誕生日おめでとう！と言ってね。”とメールしました。

すると分かったと返事があり、お祝いのお金はぺアの子と新しいユニフォームを買おうとしてるので、それに使わせてもらいます。とのこと。

いい買い物だと返すと日曜日も隣町の大会の4年生以下の部で優勝したと教えてくれました。恥ずかしがりなので、試合の応援は嫌がるからと言われて禁止なのです。でも、私もそんな感じだったので、そこは守ろうと思います。

毎週毎週、試合で大変ですというので、あんたたちの時も忙しかったし、お金もいっぱいかかったよと返事しました。

そうしたらです！
今まで、こんなこと言ったことも書いたこともない長男が、”はい。。すんません。。色々負担をかけてたのがよくわかりました。。
今更ながらありがとうございました😭”と返してきました。

ありがとうと言われて本当にうれしかったです。

”ははは🤣
親になってわかることってあるよね。
あんたもいろいろ大変な思いをしてたからね〜
あの時の経験は仕事に生かされてるでしょ。
忍耐大切なんだよ。”と返しました。

彼は強いチームにいて、ユニフォームももらえず下積みの生活を3年間続けました。一度はやめるといったのに、後輩に引き留められて残った子です。

”そうだね！
あの経験あるから大抵のことは耐えられるからな😭”

仕事は忙しく大変なようです。でも、中学時代にたくさんの我慢をしたことが今の彼には大きな自信になっています。

感謝してくれたことは驚きでした。
想いはあっても言葉にはしない子だったので、本当にうれしかったです。

いい大人になったなぁ。
私の子育ては厳しいと言われ続けていましたが、間違ってなかったなぁと思うと本当にうれしかったです。

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