見出し画像

夏の花 高砂百合が咲いているのを見つけて災害に遭うことを想定してみた。

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

昨日、いつものように隣の市の山手に水を汲みにいきました。
2年前はお酒の仕込みのために無料の水はいただけない時期がありましたが、今年は大丈夫でたっぷり60Lいただいてきました。

重い水をもらってくる元気はないという方も多いけれど、私は集合住宅のタンクに貯められる水を飲むくらいなら重いのを我慢してでもきれいなおいしい水をいただきに行きたいと思います。

一缶12Lの缶を5つ。
12Lをそのまま持ってあがるのがきついので、年末にも書きましたが、5Lの缶に移し替えて持って上がっています。

工房を持っているからこそできることです。家賃はかかるけれど、さまざま利用する価値のある場所を確保できているのはありがたいことです。

水をいただいて帰る道すがら、驚いたことに夏に咲くはずの高砂百合が咲いているのを見かけました。

驚きました。
春の花が陽気に誘われて早く咲いたり、秋の花が咲き戻ったりすることは見かけますが、夏の花がこんな冬に咲いているのを見つけたのは初めてです。

なんだか、近い将来日本の気候が根底から変わってしまいそうな気がします。

暖かくなるなら、被災地の気温を上げてほしいもの。
一般人の私はまだ支援をしようにもどうしようもない時期です。

この時期に無理して現地に向かうことも、支援物資を適当に送ることもかえって迷惑になるのだから、現地からの要請を待つことこそが大切です。

ニュースを見て同じ想いに浸って暗くなるのも間違いです。
不安になるなら、テレビなんか消して好きなことや仕事をしましょう。
今は生きてることを感謝して被災地ではない私たちは日々の生活をきちんと続けていきましょう。

今回、企業からの支援は受けるけれど、一般からの支援は仕分けなどの人手がないから断ると言っているのは、今までの災害で学んだからの決断ですね。

被災地の方から一般に向けて声が聞こえてくるまで普段の生活を営んで待ちましょう。

私は近隣福井の同級生にとりあえず声をかけています。彼女のところは被害がなかったそうですが、知り合いは輪島にいらっしゃるようなので、なにか支援のために入用になるものができたら知らせてほしいと言っています。
彼女のところに本当に必要なものを送りたいと思います。

声はかからないかもしれないけれど、それならそれでよしなのです。

今、被災地にいない私たちはまず自分が災害に遭った時にどう行動するかをシュミレーションするいい機会です。

誰を助けなければいけないのかを意識するだけで当日の行動は変わるはず。まずは自分が一番。備蓄品を持ちだすことができなくてもとにかく閉じこめられないように避難しなければと思います。


自宅にいたら、下の階の身障者の方や足の悪い方を助けて、必ず持病の薬をもって避難所に行こうと思っています。

工房にいたら、お向かいのお父さん、お母さんを連れていきます。もう一方のお向かいさんは心臓病があるので、薬をもって移動していただこうと思っています。また、お隣には耳の聞こえない高齢の方がいらっしゃるので、玄関をこじ開けてでもお連れしなければと思います。

こんな風にご近所の情報を知っていれば、もれなく動けます。もちろん、私一人では難しいことですが、そこはご近所みんなで助け合って、、、

ご近所の次は足の悪い叔父のところに駆けつけます。
ただ、叔父はご近所の方と近所付き合いをちゃんとしているので、最初の避難はお願いできそうです。

こんな風にできることを想定しましょう。
それだけでずいぶん違うはず。いたずらに不安になるより、想定することで被害を減らす努力をしたいと思います。

ミニチュアちさと工房
松江市山代町425-7
駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
ryosyun4106@gmail.com


サポートしていただけたら、作品のための素材購入などに当てさせていただきます。よろしくお願いしますm(__)m