やり遂げるまで黙々と、、、
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
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”あなたなら大丈夫”とか、”あなただからできるんだわ”とか言われることがあります。
昔はほめ言葉と捉えてありがたいと受け止めていました。
少し年を取った今はあれらの言葉の裏には”やるのはあなただよ、私はしたくないし、できないもの”という言葉が隠れていることが多いと感じるようになりました。
自分からやってみようと思うわけでなく、表面的に優しい言葉をかけるのが習慣になっている人ってたくさんいるなぁと思うのです。
そして、はたから見ていたら、そういう声掛けできる人は優しい人と思われています。
同じ言葉でもそれまでの行動を知っていくうちに、裏にどんな思いがあるのかわかる時があります。
優しい声がけというのは、本心からのものであることは確か。
でも、反射的に出る言葉でもあったりします。
かみしめられた言葉ではなく、おはようと同じくらいの習慣的なもの。
私はやりたいことをやり遂げるまで続けているだけ。
やれと言われたことに対しても、引きうけたからにはきちんと終わらせます。
どこまでやるのか、もっと簡単でいいと考えてもいいかもしれない。
でも、やるべきことを自分ごとと捉えると半端では嫌なのです。
私の性分ってめんどくさいんだなと思います。
面倒だけれど、嘘はなく、やり遂げた時には何かを得られます。
それがうれしいご褒美。
評価ではありません。それは他人ごと。
綺麗に草がなくなった田んぼを見るうれしさだったり、難しい花の細工が見事にカタチになった時の報われた気持ちだったり、初めての方との短い電話のやり取りの中でふとご苦労様と声がけしていただいた瞬間だったり。
そんな小さなことこそが私にとってのご褒美です。
できるんじゃなくてできるまでがんばるだけ。
最初からなんでもできたわけじゃないのに、やったことがない人にできるんだからと思われ、声かけられるのは実は不愉快です。言いませんけれどね。
褒める自分でいたい人もいるだろうし、私にはできないという予防線を張った上での言葉のこともあります。そういうニュアンスはあきらかにわかります。きっと本人はわかってないんでしょうが。
そんなうすっぺらい言葉を使わない人でいたいと思うようになりました。
自然、相手にも厳しい声掛けの時があります。それで嫌われるならそれまで。
結果に対してのほめ言葉は少しくらい誇張してでもちゃんとかけようと思います。そんな一言で自信がつくことってあるのだから、、、
ただ、これからという時の、無責任な声がけはしたくないなと思います。
自分で考えたゴールを目指して、黙々と頑張ろうと思います。
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