冬至に思う
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。
今日は冬至。
私はクリスマスより冬至のほうが大切だなと思うようになりました。
地球に生きているということ、生かされているということを考えると自然に順応して、自然を敬って生きることを忘れてはいけないとこの頃強く思います。
多くの自然災害は人が自然を支配した気分でさまざまな開発をしてきた罰のような気がします。
戦争をするから異常気象が起こるんじゃないかなという人もいます。
いわゆるエビデンスがあるわけではないけれど、私の、生き物の本能が感じることです。
開発も戦争も一人の人間が思ったって終わるわけではないけれど、意識の変革は一人の変革から始まることでしょうし、私と同じように感じている人は実はたくさんいるだろうと思います。
自分で考え、感じて生きることがこの地球に生きる大切なことではないかなと思います。
与えられる情報が多すぎて、考えることを忘れてしまっている人が多いような気がします。たくさんのことを知っていればいいと勘違いさせられているような?
人と違っても自分が考えた結論を大切にし、行動することが大切だと思うのだけれど、きっと日本にいるととても少数派でしょうね。
冒頭のクリスマスより冬至が大切という思いも。
ほかの人に私と同じでいてほしいとは思っていません。
自分の考えで生きることを貫くだけ。
ここ数年、いろいろ考えているうちに、反対だと表明し行動することより、自分らしく日々を生きることのほうが大切だと感じるようになりました。
生き延びる方法を考えるためにここ数年、稲作を機械なしでやってみたり、新聞紙で炊ける炊飯器を買ったり、奥庭で菊芋を育てたりしています。
食糧難を想定し、少しでも自分の力で対処しようと考えています。
冬至は区切りの日。翌日から太陽の力が戻ってくる大切な日。
今日は工房でできたゆずを浮かべてゆず湯をたてます。
無農薬、無肥料でできたうちのゆずは小さいけれど、元気な果実。
今年はこの2倍強取れたので、あちこちにお分けしました。
工房で少しでも食べ物を作ることができ、いろいろな作業ができることは本当にありがたいこと。
梅干しやみそも工房があるから保管できます。
そういう保存食を大切にすることも学びました。手間をかけて生きることを実感する生活こそが私の目指す生活。
少し前の日本人はもっといろいろなものを自分で作って生きてきたのです。
私もそんな先祖の想いを少しでも継承していきたいと思うようになりました。
原点に返ることが大切だと冬至の日に想います。
ミニチュアちさと工房
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