古き良き大庭を歩く その7
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。お気軽にお問い合わせください。
気持ちよく晴れた11月のある日。
大庭にある南新造院跡とそこの瓦を焼いていた跡を歩いてきました。
工房から5分ほど。
南新造院は数年前に新しい場所の発掘が終わり、新しい案内看板が作られています。ここは竹矢に抜ける農道沿い。
先に発掘された寺跡とは農道をはさんだ場所にあります。
説明版には140m四方の敷地を持っていたと書かれています。
140m四方というと5929坪に換算されます。
京都にある東本願寺が4250坪と言いますから、巨大な寺だったとわかります。
こういう比較をしてあると普通の人でも興味を持つのになぁと思います。
今は家が立ち並び、道路も通ってしまい、往時の様子を知ることはできませんが、どれだけ出雲が力を持っていたかを知ることができます。
140m走ったら、私なんか息がきれて大変です💦
以前に発掘された南新造院
こちらはさっきの新しく発掘された場所の説明版によると金堂あとです。
後には茶臼山が控えています。
よほど、知っている人以外は訪れることのない場所です。
10年ほど前に大庭の遺跡をたどるというイベントに参加して初めて訪れました。
次はすぐ近くで見つかった瓦焼き跡。
農道から見える跡地。
普通の住宅地の奥にあります。
この斜面が窯の跡です。
ここも知る人ぞ知る場所です。
140m四方の敷地を持つお寺が古代出雲にありました。
私はまだ行ったことがありませんが、北新造院跡もあります。
国の中心を担う大きな勢力の出雲が存在したことを物語る遺跡だと思います。大庭の遺跡は歩いて巡ってください。
この記事の中に5の記事のリンクがあり、その中に1~4までの記事のリンクが載っています。
出雲、大庭に興味のある方は是非ご覧くださいね。
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