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撮影環境を一新しよう!

 普段からTwitterで玩具の写真をよく上げているのだが、その中で困ったことがひとつある。身に覚えのある人も多いと思うが、「生活感のある背景をどう隠すか」問題だ。プライバシーも気になるし単純に部屋が散らかっているのもあり、なんとかまともに撮れそうな背景を探して試行錯誤している。
 現在の撮影環境は次の通りで、モニターか厚紙を背景に、Amazonの段ボール箱を積み上げてスマホの三脚代わりにする。天井に照明があり影が出来るので、必要に応じてスマホのフラッシュをONにしてライティング。有り合わせのものでなんとか成立させているが、正直限界がある。

・欠点その1
 背景が狭いので、戦隊ロボなど大きめのサイズのものを撮影できない。

・欠点その2
 箱を積み上げて三脚にしているので高さを合わせるのが難しい。また、スマホの角度も自由度が低い。

・欠点その3
 単純に照明が無い。

 いちいちセッティングするのも面倒だし、撮影の幅を広げていきたいので、これらを見直していこうと思う。

 新撮影スペースの草案は画像のような感じ。広めのスクリーンを確保して光源とカメラを固定。これで動画なども気軽に撮れるようにする算段だ。

見る人が見れば分かるロボのイメージ図

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 物資はセリアとニトリから調達。百均だけで揃える予定だったが、目当てのものが見つからなかったので使えそうなものをニトリで見繕った。

セリア
ニトリ

 まずはアームスタンドから見ていく。これについては想像していた通りのものが見つかった。ただ、アームの長さが35cmとやや心許ない。

 35cmと言えば、ドンオニタイジン≒ゴッドキングオージャーなどの全高がそのあたりだ。玩具をメジャー代わりにしているのは大分キモい。大きめのものを撮影するならもう少し長さを確保したいところ。でも似た商品が他にないのでどうしようもない…。




パワープレイで解決!

 2個連結すれば70cm。簡単な算数だ。また、2個目のアームスタンドには他の役割もあり、ライトを固定するためにも結局アームはもう一本必要だった。

 次は照明のチェック。ライティングに使うには拡散した光の方が良さそうな気がしたので、ランタン点灯はかなり良さそう。 

 点灯させるとこんな感じ。

ランタン点灯
ライト点灯

 今は背景が黒いので光を反射しているが、白背景なので気にならなくなる予定。

 最後に白背景を組み立てる。これは、白い紙を棒で吊るして垂らすようなイメージ。棒はつっぱりポールをチョイス。長さは伸縮式で40~70cm。これも先程と同様に大型戦隊ロボを想定したサイズ感。ただ、本来つっぱらせて使うものなので単体で自立するのは難しそう。よって近くに売っていたカバーを土台として転用。

ゴリ押し接着

 ガムテープで軸径を盛って無理やり固定。後は白い模造紙をくっつけて完成だが、そのままテープで貼っても面白味がないし、何より片付けるときにいちいち解体するのが大変になるので、取り外しが出来るような機構を目指した。

 クリップを先端に固定。模造紙を挟んで吊るしてやるという寸法だ。そして、諸々のセッティングをして完成したのがこちら。

 けっこう形になっているかも?わりと横幅が大きく撮影に困っていたコーカサスカブト城(DXサイズ)がきれいに収まっている。

 寄りで撮るとこうなる。

単照明モードは使いづらそうかも

 いやめちゃくちゃ良くないか?撮影環境のアップデートに見事に成功した。気になるところだと「照明の光量が足りない」とか、「影が写るのが気になる」とか、「引きで撮らないと全体が映らないがそれにはアームが短すぎる」とかの課題がある。でもひとまずは「成功」としておきたい。


 ちなみにオージャカリバー薙刀モードは収まりきらなかった。何者だよお前は。

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