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【ユニトロボーン】新年にオフロードマウントフジを拝む

ユニトロボーン オフロードマウントフジ
発売日:2023/12/27
価格:2750円

 コレになぜか強い魅力を感じた。恥ずかしながら、これまではユニトロボーンに対して好意的ではありながら、レビュー動画を見て満足して終わっていた。お金に余裕があれば買いたいと思っていたが、ライダー/戦隊の玩具を追っていると中々その余裕が生まれない。

こいつだけ持ってた

 1~2月という時期は、ニチアサ玩具の供給が途絶える季節である。正月休みもあってか暇をもて余していたとき、ふと「ユニトロボーン買いてぇな…」と過った。せっかくなので新発売の2種から選ぶことにした。ライダーオタクとしてはドラゴンラビットに縁を感じたりもしたが、ユニトロボーンとして見たときの魅力度ではオフロードマウントフジが勝った。

ということで購入

 ブリスターパッケージでオフロード車と富士山が梱包されている(富士山が梱包されている??)。裏面には合体に至った経緯と変形箇所の説明が記載されている。

キャンプ場でアリエナイ合体!?

 オフロード車で富士山を見にキャンプ場に来たらしい。それはアリエル状況だろ。
 ユニトロボーンに限らずバンダイの玩具には説明書が付いていないことが多いので、パッケージ裏面で説明書の役割を果たしている。

フラッシュをいい感じに当てると初日の出っぽくなる

 本作のカラーはブルー。セット内容は水色っぽいオフロード車とうっすら雪を被った富士山の2つ。

オフロード

 オフロード(=未舗装の道)を走ることに特化した四駆。タイヤが厳つくて走破性が非常に良さそう。コロ走行も当然可能だが机の上で走らせてもあまり気持ちよくはない。プラのタイヤなので、床とタイヤ間の摩擦がタイヤとタイヤ軸間の摩擦に負けてる。
 あと普通にサイズ感が丁度良い。ミニカーlikeなサイズ。ミニカーって良いよね。デスクに置いておきたい。


マウントフジ

 見たまんま、富士山。山頂付近に雪を模した白塗装のグラデーションがかかっている。個人的にはもうちょい下まで白くしてほしかったかも…などと考えていたら、こんな記事を見つけた。https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20231109c.html

 2023年11月頭に記録的な厳暑を迎え、11月の最高気温が100年ぶりに更新されたらしい。その影響か富士山山頂で雪ではなく雨が降り、冠雪が薄くなってしまった。奇しくも本商品の情報公開も11月であり、悪い意味でもタイムリーだった(マグロスシファイヤーエンジンのときもスシロー炎上×消防車(火消し)でよくない重なり方をしていた。ユニトロボーン、不運だ…。)。

マウントフジ鳥瞰

 ちなみに富士山の造形は山襞がしっかりと入っている。上から見たときのシルエットも完全な円形ではなく楕円形になっている。

 合体!!


オフロードマウントフジ

 首が長く、腕が広がったシルエットの怪獣型ロボ。自動変形する箇所は少ないが、大きいパーツが展開するため迫力がある。公式設定では体長5.4m。この値は、2体合体ユニトロボの中では最大であり、3体合体ユニトロボの体長にも迫る体格を持つ。流石は富士山。しかし富士山の標高は3776mであり、これを約5mに縮小化させられるUTA-ZOはかなりヤバイという事になる。

 ちなみに、コイツの口の開閉はわりと緩く、変形の勢いである程度勝手に開いてくれる。

改めて全体像

 素直にかなり良いデザインをしていると感じる。末広がりの下半身と大きく広がった腕が、味わい深さを生み出している。一目見てカッコいいと感じる訳ではないが、じわじわと好きになってくるような、そんな魅力がある。

 足の接続はよく見る八角形のタイプ。回転方向外に力を加えると割りと取れやすい。

尻尾
怪獣感

 尻尾は二段階の折り畳みで、けっこう表情が付けられる。個人的には、尻尾を地面に引き摺らせておくと怪獣感が強く出て良い。

他のユニトロボと並べて

 怪獣型のロボということで、敵役ややられ役として並べても良いかもしれない。

おわりに

 ということで、ユニトロボ オフロードマウントフジを見ていった。手に取ってみて初めて気がついたが、「富士山のミニチュア」が手元にあるという点に意外とグッと来ている。この調子でスカイツリーとか城とか大仏とか、ご当地の名所がラインナップされるとちょっと飾っておきたくなるかもしれない。いや、大仏を変形合体させるのは流石に罰当たりか?

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