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【スプラトゥーン】新武器のデンタルワイパーが楽しすぎる!

 タイトルからも分かる通り、今回は普段の記事とはかなり異なるジャンルの内容になりますが、あまりにも楽しすぎたので、ここで文章にすることで昇華していきます。

 スプラトゥーン、やってる人いますか?
 自分は初代を遊んでからスプラトゥーンというコンテンツに魅了され、Switch未所持故に2作目は触れていなかったものの、スプラトゥーン3でSwitchを揃える金銭的余裕ができたので復帰した所です。

 スプラトゥーンには様々な性能性質の武器があり、どんな武器にも愛着を持って使っているプレイヤーがいる。人それぞれ武器に求める性能は異なり、そこにマッチする武器を使っていく。

 ここで、自分が武器の性能に求めていることを記していく。

・スナイパーよりもインファイトの方が好き
 距離を詰めれば詰めるほど当然リスクは増大するが、同時に生存して相手を抑えられたときの快感も増大する。この戦地を潜り抜けていくスリルがたまらないのだ。スプラトゥーンにおいてインファイト向きの武器といえば、まずローラーが挙げられる。自分も武器種の中ではローラーが最も好きだ。ローラーは距離が近いほどダメージが上がる仕様であるため、適切な間合い管理などを考えずに済み、詰めることに集中することができる。

・塗れる武器の方が好き
 スプラトゥーンにおいて、「塗った領域」「自チームの行動範囲」に直結する。塗り状況がそのまま戦況を表していると言っても良い。そのため、ブラスターなどの塗りが得意でない武器だと、自分の思うように行動範囲を広げられず、息苦しさを感じてしまうところがある。自分の中では、武器の塗り性能がそのままその武器のストレス度に直結している。塗り性能が高ければ高いほど、武器の操作性が快適だと感じる。
 スプラトゥーンはそもそも「塗るゲーム」なのだから、塗れるに越したことはない。

 以上のことから、これまではローラーの中でも塗り性能が高い武器(ダイナモ、ヴァリアブル、ワイド)をよく好んで使っていた。

 特に最も好きなのがダイナモローラーだ。スプラトゥーンをプレイしている時間の半分はダイナモを振っていると言っても過言ではないくらいに愛用している。

(最後がめっちゃ気持ちいいです)

 ダイナモローラーは、すべての武器の中でもトップクラスに挙動が重く、足回りはかなり不自由する武器だ。その代わり、渾身の一振りから繰り出されるインク量は圧倒的で、かなりの広範囲を一気に塗り広げる。また、挙動は重いが慣れればローラー特有のインファイトに持っていくこともできる。そもそもダイナモを使い続けたために、一心同体レベルで身体に馴染んでおり、足枷をそこまで感じなくなってきている。挙動の重たいダイナモだからこそ、接近戦で生き延びたときの快感は随一である。

 一方で、かねてから憧れを抱いている武器種がある。

 それが、スプラトゥーン3で新登場したワイパーという武器である。ワイパーはこれまでのスプラトゥーンの武器にはなかった「剣」の性質を持った武器であり、斬撃攻撃で相手を一発で仕留めることができる。しかし、スプラトゥーンはそもそもシューティングゲームであるので、剣の間合いまで詰めることは難しい。そのため、ワイパーは斬撃攻撃を出すと同時に衝撃波が飛ぶようになっている。これがシューティングゲームにおける「弾」として機能する。ニチアサで例えるなら、剣武器の必殺技で放たれるエネルギー波のようなイメージである。ワイパーの衝撃波の射程は結構長く、近接武器のようなイメージに反して、実態は長距離武器のようなものである。

 ワイパーの好きなところが、相手を斬ったときに出るクリーンヒット音の爽快感である。この音は他にもチャージャーやブラスターの直撃などで聞くことができ、キーンという高音が癖になってこれらの武器に魅力を感じている人も多いはずだ。自分も例に漏れず、ワイパーの斬撃を当てたときの快感が好きで使うことがあるのだが、扱いは難しく中々上手くいかない

 難点は二つあり、斬撃の間合いまで詰めることの難しさは言わずもがなで、衝撃波を当てることも難しい。
 その要因が弾速の遅さである。ワイパーはチャージをして威力を上げることが前提にあるのだが、チャージすると弾の速度が目で追えるほどに下がる。この状態で横幅の狭い弾を当てなければならず、高度な偏差撃ちが要求されるため、まともに使えた試しがない。

 憧れだけが募る所に、最終シーズン(予定)でやって来たのがデンタルワイパーである。

 公式PVで映し出された性能は、デカイ衝撃波、長距離の踏み込み斬り、斬撃攻撃の異常なデカさと、かなり理想のワイパーの姿をしていた。正直ぶっ壊れすぎなんじゃないかと不安に思ったほどだ。

 また、デザイン面も魅力的で明らかに歯ブラシな見た目はともかくチャージ後の攻撃が、さながら居合い斬りのように鞘から刀身を引き抜いて横に一閃するというイカしたモーションになっている。


 待ちに待ちすぎて、シーズン更新と同時にログインし、すぐさま購入して軽く性能を確認しに行った。

 ワイパーには、チャージ無しで発動する小ダメージ手数重視の「ヨコ斬り」と、チャージして発動する大ダメージの「タメ斬り」の二種類がある。通常タメ斬りは下から上に斬り上げるように振るのだが、デンタルワイパーは両方とも横に振る。タテ斬りでなくタメ斬りという名前だったのは、デンタルワイパーの存在が想定されていたからだろう。

・ヨコ斬り
衝撃波:射程は3.1ラインほど、ダメージは40

斬撃:射程は0.8ラインほど、ダメージは30
 斬撃の間合いでは衝撃波と斬撃が同時にヒットし、実質70ダメージを与える


・タメ斬り
衝撃波:射程は3.3ラインほど、ダメージは80

斬撃:射程は1.1ラインほど、ダメージは160

 プレイヤーの体力は100であるため、通常は斬撃のダメージのみで倒しきってしまうが、体力の多いオブジェクト対象では両方ヒットして240ダメージを繰り出す。ウルトラショットやサメライドなどのスペシャルでも220ダメージが限度な中、これはかなり大きい。


 また、ワイパーは前に進みながらタメ斬りを発動することで、少し踏み込んで前進したのちにタメ斬りを出せるのだが、デンタルワイパーはその踏み込み距離が異常に長く、一気に1.5ラインの距離を詰められる。先程のタメ斬り射程と合わせれば、なんと2.5ライン近く離れた敵も一撃の射程圏内に入る。参考に、自分が愛用しているダイナモローラーの一撃圏内が2.2ラインであることから、その距離の規格外さが分かる。

 さらに、好きな武器の性能として序盤で挙げた塗り性能においても、デンタルワイパーは高水準である。

  タメの有無を問わず、衝撃波の大きさに付随して塗りも太くなっている。

 このように、デンタルワイパーは自分が好きな「インファイト」「塗り性能」の条件を両方満たし、かつワイパーに対する「当てられない」という苦手意識を、その弾のデカさで補ってくれている。

 ついでに自分の好きな色であるミントの名を冠しており、運命的に需給が合致する武器である(名前にミントが入っているだけで、色味はそこまでミント感はない)。


・実戦
 ここからは、良い感じになったときのクリップをいくつか挙げて、使用した上での感想に触れていきます。

 4連斬撃キルが決まったときの回です。斬るときの音がとにかく良い。一人目のイグザミナーを倒すところから分かるように、一撃圏内はかなり長いです(流石にローラー等には劣るが)。また、三人目の敵もデンタルワイパーを使ってましたが、向こうの攻撃は当たりませんでした。デンタルワイパーはタメ斬りが横振りになるため左右の攻撃範囲は広いですが、上下はそこまでなのでジャンプで良い感じに避けられます。

 ジムワイパーの衝撃波は全然当てられませんでしたが、デンタルワイパーは衝撃波が大きいので割りと当てられるようになってきました。弾が横に広く縦に狭く飛ぶのも、どこかローラーの横振りの軌道に似ていてしっくり来る。


 ジムワイパーは70ダメージのタメ斬りを当てて35ダメージのヨコ斬りを即座に繰り出すコンボが強力ですが、デンタルワイパーの衝撃波はタメ斬りが80ダメージでヨコ斬りが40ダメージとジムを上回る火力を持っているため、同様のコンボが可能。一方で、衝撃波の射程は実はジムよりも短いため、長射程を相手にするときは少し不安ができます。しかし、スペシャルが周囲の身を守れるグレートバリアなので、敵との射程差をある程度カバーできます。マイナーチェンジのデンタルワイパースミのサブはスプラッシュシールドなので、こちらでも似たようなことは出来そう。シールドもジェッパも苦手なので使えませんが…。


 デンタルワイパーの個性のひとつである長距離の踏み込み斬り。相手が14式竹筒銃(一撃で仕留める火力が無い代わりに、連射力が高いチャージャー)だったので、一撃でやられる心配はないと踏んで突っ込みました。遠距離から一気に斬れる所が良いですね。

 ワイパーに共通する特徴ですが、実は踏み込み斬りにおいて踏み込んだ後から斬撃を繰り出すまでのわずかな時間に、斬撃を出す向きを変えることができます。デンタルワイパーはこの隙間時間が特に顕著なので、踏み込んでから横や後ろの相手に攻撃するといった芸当が可能です。例えば、「曲がり角の先にいる相手に対して、踏み込んだ後に90°横を向いて切り裂く」みたいなことができそうですね。また、真っ正面から突っ込んでも相手の弾をもろに食らうだけなので、敢えて横に軌道をずらして踏み込んで相手のエイムをそらし、斜めから斬撃を当てるのも良さそう。


 この場面では実際に、踏み込んだ後に後ろに振り向いて攻撃しています。踏み込み中に敵の居場所が変わることも当然あるので、そこに合わせに行けるのは良い。振り向きと言えば、愛機ダイナモローラーも発動してから攻撃が出るまでにかなりのタイムラグ(0.75~1秒くらい)があるため、振り向きを多用します。この点でも、デンタルワイパーにどこか親近感を覚えます。


 最後にちょっとだけ、モーションに注目してみます。

チャージ
抜刀。攻撃範囲が広いのは歯ブラシが伸びるからだったのか。
クソデカ衝撃波
振り切って…
納刀

 一挙手一投足がカッコいい。歯ブラシであることに目をつぶれば。

 新シーズンが始まって一日も経っていない段階なので、まだ気付けていない良さや悪さもそのうち見つかるかもしれませんが、現段階ではめちゃくちゃ楽しいです。今は使い始めたばかりで上振れと下振れの差が激しいですが、今後は扱いに慣れていって安定して戦えるようにしたいですね。

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