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【ブンブンジャー】ブンブンカーがまた増えました

 ニチアサ新番組序盤は、玩具供給過密期でもある。特にライダー玩具は凄まじく、放送開始から年越しまでは毎週何かしら発売されてるんじゃないかと錯覚するくらいには大量の玩具が売り出される。ライダーに対し比較的商品数の少なめな戦隊でも例外ではない。
 今期戦隊ブンブンジャーのコレクションアイテム枠はブンブンカーだ。ブンブンカーはサイズが小さく配布ハードルが低いのか、何かと入手機会が多い。記事にも書いたように、今月は初旬にDXブンブンカー4台が一気に発売され、半ばではガシャポンでもブンブンカーの販売が始まった。

 既に4+5=9台の新規ブンブンカーを迎えたわけだが、今月はまだまだブンブンカーの供給がある。今回はこの一週間で新たに迎えた4台のブンブンカーを見ていく。



ブンブンレーシング

 今回紹介する4台のブンブンカーの中では唯一のDXブンブンカーである。赤色のスポーツカーというTHE 戦隊レッドメカ感のある王道デザインだが、最初に発表されたブンブンカーのラインナップの中では最後のトリを務めるという珍しいタイミングでの発売である。

 今回のブンブンレーシングは、最初に発売されたブンブンクラシックと共に合体することでブンブンジャーロボナイトになる。クラシックにしてみれば、実に2ヶ月弱も待たせたことになる。
 ブンブンカーの瞬間変形は、認識ピンの傍にあるスイッチを押すことで起動するが、通常このスイッチは奥まったところにあり、指でアクセスしようとするとかなり押しづらい。そのため、説明書ではトレーラーのゲートモードを使うか細いものでスイッチを押すことが推奨される。しかし、ブンブンジャーロボで合体遊びをしていると、いちいちゲートモードに戻すのはそこそこ面倒である。
 ここでブンブンレーシングが思わぬ活躍を見せる。まず、レーシングのスイッチはかなり手前まで露出しているので、指で簡単に押すことができる。

 さらにそれだけでなく、レーシングが瞬間変形で展開するパーツは先が細くなっているので、他のブンブンカーの瞬間変形スイッチにも容易にアクセスできる。

 つまりこのブンブンレーシングは、自力で瞬間変形させやすく、かつ他のブンブンカーを瞬間変形させるツールにもなるという便利アイテムなのである。

ブンブンジャーロボナイト

 ブンブンレーシングとブンブンクラシックをブンブントレーラーと合体させると、剣士スタイルのブンブンジャーロボナイトが完成する。

 まずはブンブンカーをアタックモードに変形。クラシックの持ち手を取り出し、ブンブンジャーロボに持たせる。

 ブンボットを合体させ頭部の空洞を埋める。今回はパーツを畳んで使用する。 

 レーシングを左肩に合体。

 車体前側を下に倒して肩マント風にする。

 エンジン部分のパーツを反対側に展開。エンジンの裏側にロボナイトの顔が隠れている。

 最後に顔を正面に変形させて完成。

ブンブンジャーロボ、ナイト!ザンザン斬りタイヤ!

 赤を主体とするカラーリングに剣を携える王道スタイルの合体形態である。赤色メカのみで構成された戦隊ロボということで、最近ではドンゼンカイオーが想起される。

 どうしてもドンオニタイジンの影に隠れてしまっている印象はあるが、自分はミニプラドンゼンカイオーがプレバン登録のきっかけになったくらいにはドンゼンカイオーを気に入っている。劇中での活躍こそ少なかったものの、その限られた時間の中でカッコよく盛大に暴れまわっていたので十分印象に残っている。今回のブンブンジャーロボナイトにも、赤色ロボのカッコよさが色濃く表れている。
 本形態で触れておきたいのが、変形都合で生じた首可動である。レーシングの変形の恩恵で、ビルダー同様右方向にのみ顔を向けられるようになっている。

 これによって、かなり自然にカッコ良くポーズを決めることができる。また、2枚目の画像ではトレーラーの変形機構も活かしてつま先を広げている。

 ブンブンジャーロボナイトは王道ヒロイックなデザインのど真ん中を行っており、現状最も気に入っている形態だ。おそらくこの形態が一番好きだという人も少なくはないだろう。
 また、剣所持に肩マントをしていることもあって、キングオージャーのスーツデザインを思わせるのもお気に入りポイントだ。

 これで、初期ラインナップのDXブンブンカーは全て発売されたことになる。また、偶然か狙ってのことかは分からないが、これまでのDXブンブンカーの合体位置は重ならないようになっている。例えばビルダーでは右肩にショベルを合体させているのに対し、ナイトでは左肩にレーシングを合体させる。つまり、各形態の合体位置に沿って合体させていくだけでも自ずと全合体に近づいていく。

スーパーブンブンジャーロボ(仮)

 頭部はどうしてもいずれかひとつを選ぶ形になってしまうため、3種まとめて一形態という設定にしておく。スーパーガッチャードがXREXとUFOXを選択するようなイメージ。
 はじめはシンプルでスラッとした印象のあったブンブンジャーロボだが、ここまで武装がくっついていると流石に圧が出てくる。これでジョイントがほぼ埋まってしまったので、ジョイント数を拡張させる電源タップのようなものが欲しくなってくる。

ブンブンオフロード(ゴーストver.)

 ブンブンチェンジアックスの発売に合わせて開始された購入特典キャンペーンのブンブンカーである。廉価版規格のブンブンカーで、つい先日発売したGPオフロードと認識ピンを除き同形状である。そのためこの2種間で組み替えることができ、黄色と青色が混ざったブンブンオフロードを作ることもできる。

 また、オフロードと同形状ではあるものの、フロントの形状や後部ライトの形は元のオフロードとは異なっているため、造形を少し無視してシールを貼ることが求められる。

 ただのオフロードの色違いではあるのだが、劇中でも冒頭のスピードテストや追い詰められてのぶっつけ本番合体で印象強く描かれていたため、特典としての価値が上がっている。

ブンブンジャーロボパンチャー

 マッドレックスの猛攻により、クラシック剣が弾き飛ばされ、オフロードのドライバーも切り落とされる。DX版でもオフロードのドライバーは破損対策で外れるようになっているため、奇しくも劇中再現が可能である。

 追い詰められて、仲間の制止も振り切りオフロードゴーストを単騎で使用。マッドレックスと相討つ。

 メタ視点で見ると、廉価版である都合上変形はできずそのまま合体させるしかないのだが、劇中でも非変形のまま合体し一形態として扱うことで、DX以外のブンブンカーでも合体遊びに参加できるということを掲げている。

スーパーブンブンショベル

 ムック本『ブンブンジャーとあそぼう!』の付録として収録。1760円とそこそこの値段をしている。ショベルはこれまでの廉価版とは組み立てる順番が少し異なっており、シャーシをボディで挟み込むような構造になっている(通常はシャーシの上に組み立てたボディを載せるような構造をとる)。また、シャーシの後ろ半分のパーツのみを使っているため2輪になっているのも特徴である。

 廉価版ブンブンカーは基本的に変形箇所がないが、ショベルはアームが可動するようになっているため他のものよりもお得感がある。アームの可動はDXと同様にクリック感がある。

 通常のブンブンショベルは、ブンオレンジが使用するにも関わらずイエローカラーというちぐはぐ感があったが、スーパーブンブンショベルはオレンジに近いクリアカラーで成形されている。また、ラメ粉が混ざっており特別感がある。現状付録で入手できるブンブンカー2種はどちらもクリア+ラメという仕様なので、付録系の共通仕様なのだろうか。

 クリア+ラメの見映えを活かすために、シールは最低限にするのが個人的なお気に入りだ。クリアパーツということで、電灯で照らしてやると良い感じに発光する。

 前回のスーパーブンブントレーラー同様、チェンジャー/ブースター連動では『スーパー』という冠詞が付く。また、ショベルではロボの合体名読み上げもあるため、『スーパーブンブンジャーロボビルダー』といういかにも形態名らしい読み上げになる。

スーパーブンブンジャーロボビルダー

 本誌の記述に則れば、左腕が正規の合体位置になる。両腕にオレンジ色が配置されるため、非常にバランスが良い。
 せっかく同じものが2つあるので、ショベルアームを2つ並べてやるのも良い。

 同様に付録であるスーパーブンブントレーラーも使用。どちらも非クリアのノーマル版が存在するという共通点がある。


ブンブンレジェンドバス(ゴーオンジャーver.)

 『てれびくん6,7,8月号』1980円の付録(6,7,8月号!?)。廉価版を買うためにDX版よりも高い金額を払っているのは何かのバグな気がしている。
 レジェンドバス系ではあるが、付録の仕様に倣ってクリア&ラメ仕様。先ほどのスーパーブンブンショベルよりも明るいオレンジ色になっている。

 付録収録の場合はシールが本誌綴じ込みで弱めのものになるため、今回は一部にGPブンブンカーのダブりで得たシールを使用している。実際、シールのモールド出しをしているときにシールを少し破いてしまったため、GP版のシールを貼り直している。

 反対側にはエンジンオーの画像がプリントされている。エンジンオーもブンブンジャーロボ同様に3体合体で構成される。また、4,5人目のメンバーでは変身アイテムが異なっているという点でも、ゴーオンジャーとブンブンジャーでどこか共通するエッセンスを感じさせる。
 チェンジャー/ブースターと連動させると、エンジンソウルの効果音を聞くことができる。かなり記憶に残っている音なので、大分グッと来ている。

(実際買ってもらったのはセイクウオーのみなので、エンジンオーG12とはかなり遠い。)
 付録系ブンブンカーを3台並べて撮影。どれもクリアパーツに散ったラメが輝いていて宝石のようなキラメキを発している。なお、この3台を合計すると丁度ブンブンチェンジアックスと同額になる。

 GPも含め、この一週間で多くのブンブンカーが手に入ったが、合体させてみると黄色系統がそこそこの数を占めていることが分かる。

 レジェンドバス系で合体。初めはスルーしていたドンブラザーズver.もここまで来るといつかの機会で入手したい(廉価版ブンブンカーに約4000円を出すかどうかで躊躇している)。

 エンジンオー調のカラーリングでブンブンジャーロボに合体。

 最近ブンブンジャー本編にゴーオンレッドが登場することが解禁されたので、前作のコラボ回のようにブンブンジャーロボとエンジンオーが並び立つ様を期待したい。あわよくばフルアクションエンジンオー(ブンブンカーとも合体可能)も期待。
 ここまで入手したブンブンカーを並べてみると流石に圧倒される。ここまで数が増えてくると、別の問題が浮上してくる。

クラシックだけ逆になってたわ


増えたブンブンカーを収納したい

 ブンブンカーは小さいので場所を取ることはないのだが、いくつも並べていくと流石にスペースを圧迫してくる。また、上に積み上げることができないので、ブンブンカーを並べた上側は完全なデッドスペースになる。
 これを解消するため収納ケースを探しにいくことにした。一応公式から収納ケースが発売予定になっているが、そちらの方ではスポンジなどのスペースで収納の効率性は見込めないため、自前で調達することにした。
 まずはブンブンカーのサイズを把握しておく。

 ブンブンカーの遊びの中に、『ゲートモードに通す』という遊び方がある。つまり、トレーラーのゲートのサイズがブンブンカーの最大サイズということになる。ゲートのサイズを計測すると、およそ46mm×37mmだった。

 また、ブンブンカーの長さは現状90mmを越えないくらいの大きさに収まっているため、この辺りの条件で探しに行く。

 最終的に、無印良品で良い感じのケースを発見した。値段はおよそ3000円、ブンブンカー約2台分である。

 ケースは引き出しが6段あり、各引き出しは2ポケットに分かれている。1ポケットには、ブンブンカーが横向きでジャストフィットする。これはかなり良いものを見つけたかもしれない。

 手持ちのブンブンカーを全て収納するとこのようになる。ケースが半透明なので、ブンブンカーがわずかに透けて見える。

 せっかくケースを買ったのに、既に半分以上埋まっている事実が恐ろしい。2箱目を導入するのも時間の問題かもしれない。
 これでブンブンカーを縦に積めるようになったため、スペースを効率良く使うことが出来るようになった。気になる点としては、引き出しにロックがかかっていないためケースを傾けるとブンブンカーの重みで引き出しが飛び出してしまう所がある。
 とはいえ収納問題が解決したのでひとまず安心した。ケースを埋めていくのは達成感があって意外と楽しい。

今後も引き続き

 既に20個弱ものブンブンカーが手元にあるわけだが、まだ見ぬ今後のDX玩具や既に情報が出ている食玩版など、ブンブンカー収集の多々買いが確定している。
 先日公開された新規ビジュアルでも、本編でちらっと映っていたブンブンカーが2種、大きめに映っている。

 一応てれびくんで一通りの情報は目に通しているため、公式に情報が解禁されたらまた触れていきたい。

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 毎週連続投稿バッジを絶賛更新中なので、1週くらいのペースで投稿しています。今回はだいぶ滑り込みですがギリギリ更新が途絶えずに済みました。

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