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宝石の国96話感想

一万年の休載期間、いったいどんな地獄が見れるのだろうかと貧相な想像力を精一杯膨らませてきたこの1年間、アドミラビスと新生宝石を連れて戦争をするのかな?とか、フォスが先生となってまた一からやり直しとかかな?

なんて...

自分ごときが想像がつくようなそんな甘いものではありませんでした。


以下ネタバレあり






96話の内容ざっとまとめるとこんな感じ
・月の元宝石たちめっちゃ楽しそう!
・アドミラビス、新生宝石も月人に
・気にかけてるのはユークレースだけ
・フォスのためにできる事はあるらしい
・フォス金剛インストール中


 アドミラビスや新生宝石たちとよろしくやる展開を予想していた私にとって、アドミラビス、新生宝石を月側が回収するという展開はあまりにも残酷に思えました。フォスに仲間はいないのかよ…


 月人と化した宝石たちは、数人を除いてフォスのことなんてこれっぽっちも頭にありません。唯一フォスを助けてあげたいと考えているのはユークレースだけ、シンシャは気にはかけているものの、フォスがいなくても幸せだから…という感じ。

 フォスがあんなに矢印を向けていたアンタークに至っては、フォスを心配するどころか、許す許さないの話をしていました←地味に一番悲しかった…


唯一フォスを何とかしてあげたいと考えているユークレース、金剛とエンマにこう問いかけます。

「彼のためにできることはもうないの?」

それに対して金剛とエンマ

「ある」


最後の希望です。

こいつらのことは、正直もう信用できませんがこいつらしかフォスを救う方法を知りえないのも事実。フォスを救ってやってくれ.…


感想
 フォスくん最初から一貫して周りから信頼されたり、くそデカ感情を向けられる対象にならない存在として描写されてきましたが、ここにきてその真価が発揮された感じがします。誰にも関心をもってもらえないというのはとても悲しいですね。フォスに幸福が訪れることを切に願っています。


また一か月、宝石の国に思いを馳せながら生きていこうと思います。



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