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苦しいので、振り返ってみる 【書道の話】

お疲れ様です。
(苦しみすぎて、文の書き出しさえ考えつかない)

お題「散懐さんかい」に苦しんでいる。

こういうときは、なにか慰めがほしい。
そこで、
以前のお題に戻ってみて、何が見えるか試す。

まずは、絶賛トライ中のお題。
「散」の最後の画で、うまく筆が開かないのと、「懐」のバランスが取れない。

練習もまだ数日なので、変化は少ない。
むしろ前のほうが、なにも考えず書いてて自由な感じもする。

ここから少し、徐々にお題を遡って書いてみる。

玉雪開花

ん? 前のほうがいいじゃないか。なにをしとるんか。

行雲流水

わずかではあるが、筆の強弱がコントロールできて来た感じがすると…思いたい。

松影和風

あれ、前のほうがマシ? いやいや、でもいくらか、風は吹いてるような。

永遠和光

大嫌いで、途中リタイアしたお題。
やっぱり書けないけど、以前ほどイヤではなくなった。

パッと見たところ、さほど変わらない。

しかし一番の変化は、枚数
「前」のものは、それこそ何十枚も書いた中の、まあ良さそうかと思う一枚。
「今」のものは、最大二枚まで、と決めて書いたもの。

いまだ書けないことに変わりはないが、その「書けない」に到達するまでの時間が短くなっている。たぶん。

…いやもう、それぐらいしか自分を慰めるポイントがないです!!!