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それは違う!?変化を恐れる人は読んだ方がいい

最近、更新をサボり気味なざうるす@配達人です。

サボっているわけではなく、ちょっと難しい本やページ数の多い本を読んでいたので、更新する時間を作ることができませんでした。

そんな難しい本を四苦八苦しながら読み進めていたある日、注文していた本が届いたと知らせがあったので、すぐさま最寄りのブックオフへ。そして手に入れたのが「Unlearn」でした。

Unlearn

リスキリングで知った「アンラーニング」

以前、読了した書籍「リスキリング」という本の中で、「アンラーニング」は重要だと紹介されていました。そこで「アンラーニングも重要」というキーワードが引っかかり、どうしても読んでみたくなり今回購入となったわけです。

でも「アンラーニング」ってなんだろうと思い調べてみると、なんだか物騒なことを書いてある内容にヒットしました。それが「これまで学んできたことを、いったん捨てる」というものだったのです。

「え!?これまで学んできたことを捨てる(忘れる)って…」

そんなことできるはずがないと思っていたのですが、リスキリングでも紹介されていたこと。
「もったいないなぁ」思いながらも読み進めて、その方法を知ろうとしました。

大きな勘違い

読み進めていくうちにアンラーニングは「忘れる」ことではないことがわかり、少し安心しました。ただそれは『忘れる』以上に、実践が難しい内容にだったのです。

それが、今まで身についてきた「クセ(思考や行動パターン)」を見つけだすことでした。見つけ出したクセが通用するのは「今いる環境だけ」であれば、いったん距離を置くと言うものだったのです。

まず無意識に日々繰り返している行動や、何かを決めるときの考え方のパターンなどを思い出しながら、自分が持っているクセを洗い出すことを行います。こうすることで日々なにも考えずに繰り返していた行動が、自分自身が変わるきっかけを阻む大きな要因になっていたことがわかります。

見つけたクセの対処を行えば、新しい学びを吸収しやすくなるための土壌を作ることができます。

これがアンラーニングだったのです。

本書の中ではクセを見つけるためのテクニックの紹介や、対処しないことによってどのようなことが起こるのかなども紹介されているので、気になる方は読んでみることをお勧めします。

リスキリングで重要と言ったことへの理解

いろいろなことを学ぶのはいいかもしれませんが、やはり脳にもキャパシティがあり、それを超えてしまうと新しい学びを吸収することが難しくなります。

それでは意味がないため、新しいことを学べるスペースを作ることと、新しい学びを阻害する「過去の成功体験」や「日々の思考パターンや固定概念」など、いろいろなところに姿を隠している強敵「クセ」を見つけて倒す必要があるのです。

そしてクセを倒して、新しいことをワクワクしながら学ぶことがリスキリングとUnlearnで言いたかったことだったのです。

Unlearnってもしかして

Unlearnを読み進めていくうちに、頭の中で「あれ?もしかするとこれってもしかして…」と気がついたことがあります。あっているかどうかは定かではありませんが、あの名著であるスペンサー・ジョンソン著作の「チーズはどこへ消えた?」に通ずる内容だと思ったんです。

変化を受け入れないヘムはアンラーニングを受け入れない人、変化に対して戸惑いながらも受け入れたホーは、アンラーニングを実践し試行錯誤しながらも、新しい学びを窮することに成功した人。

そして変化する過程、捨てたり吹っ切らなくてはならいことを教えてくれていること。これらが重なって、「Unlearn」も「チーズはどこへ消えた」も重要なことを教えてくれる良著といえるでしょう。

新しい気づきを得た今、もう一度「チーズはどこに消えた?」を読むと、また新鮮な違った解釈ができるかもしれませんね。

読書習慣初めて良かった…。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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