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ソースは?と常に疑う

試験対策アシスタント時のお話

Aさん(以下A)「キャリアコンサルタント試験の面談が自信ないんですよね…」
Bさん(以下B)「私もこの前面談のロールプレイで失敗しちゃいました」

A「このままの状態だと合格できそうにないですよ〜」
Cさん(以下C)「前にSNSで見たんだけど、『困ったら〜って質問すれば相談者が語ってくれる』って書いてあったよ〜」
A「そうなの!?その情報は助かります!」
C「それに『幾つか質問のテンプレート作っておけば面談に困らない。』とも書いていましたよ!」
B「それば本当に便利ですね〜私もテンプレート作ります!情報ありがとうございます!!!」

先日こういう会話を耳にして頭を抱えたマドさんです。
こんなアホなことを言っていたアホに小一時間説教をしたいです。

きっと『』の内容を実践して受かった人だと思いますが…相当運の良い人か、試験官がザルだったのかと思ってしまいます。
試験対策って視点で言えばテンプレートを持っていれば気持ちとしても楽になるだろうし、受験する身として何か御守りや支えになるような物が欲しいというのも理解はできます。(私も3回目落ちた時に思ったもん)

ただ結果を伝えると90%失敗するし、御守りを使うということに意識しすぎてひとっつも役に立たないし、超絶邪魔でした。

仮に受験をする予定でこの記事を読んでいる奇特な人にお伝えできるのは……
テンプレ作る前に論述やれ!ってことです。

テンプレやら必ず返してくる質問なんてのは、結局テンプレの域にしか役に立たないのと、テンプレで答えを返してくれるならAIとかに任せた方がいいのでは?と思います。
というか、テンプレで返すのが本当にお役所仕事のようにも思います。

困っていること相談に言って相手からテンプレートで質問が返ってきたら、その人に詳しい話をしたいですか?少なくとも私はそいつに相談はしません。
相談する根っこというのは『恥ずかしい』というのを聞かされ続けました。

恥ずかしい気持ちををテンプレで返されたりしたら信頼関係なんて生まれないし、「この人に相談したくない」と思います。私は。

AIや機械学習が発達する今、『ヒト対ヒト』というなんともアナログな相談が見直されているのはやっぱり信頼とか「この人には話したい」という気持ちがあるから、相談事業とかキャリアコンサルタントっていうのがいるんじゃないのかな?と思います。

何百回も練習して、実践して気づいた結論はありますが、
一番言えるのは「テンプレ=意味がない」でした。
その人たちの結果はお察しください。

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