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実証実験「ステキなみちくさ-春の広場でピクニック-」を行いました!

こんにちは。Cannomaru運営事務局です。
3/24(日)~4/7(日)の15日間に渡って行った「ステキなみちくさ-春の広場でピクニック-」と題した実証実験の様子をレポートでお届けします。
ぜひ最後までお付き合いください!


はじめに

3月24日(日)~4月7日(日)の15日間にわたり、旧商工会議所横の弁財天通り沿い史跡整備予定地にて「ステキなみちくさ-春の広場でピクニック」と題して実証実験を行いました。

桜の時期にはお城と桜を同時に楽しめる場所として小田原には県内外から観光客が訪れます。しかし、城址公園内でゆっくりと飲食できるようなテーブル・イスなどの設えは少なく、人が溢れてかえってしまっている状況でした。
そこで、これまであまり活用されていなかった弁財天通り沿い史跡整備予定地の芝生でくつろげるような設えと、飲食できるようキッチンカーを設置し、観光客の方や地元の方など多くの方が桜の時期に楽しく過ごせる空間を作りたいとこの実証実験を行いました。

蓮の葉マットと史跡について

今回の実証実験では芝生でピクニックのように食べたりくつろいだりできるよう蓮の葉や蓮の花の形のマットを作成し、無料で貸し出しを行いました。
本当に多くの方が芝生にマットを敷き、食事をしたり、寝転んでくつろいだりと思い思いに楽しんでくださいました。


マットを蓮の葉や花の形にしたのは、
この場所が以前蓮池であったことが由来しています。
この場所はかつて小田原城のお堀の一角で、蓮池となっていました。

これまでは史跡整備予定地としてなかなか使われておらず、
立ち寄る方も少ない場所だったため蓮池だったこともご存じなかったという方も多いのではないでしょうか。
そこで皆さんが蓮の葉や花の形のマットを広げることで蓮池の風景が再現され、皆さんにこの場所の歴史を感じてもらえたらと考え、このデザインにしました。

期間中、多くの方が利用してくれたことでこのような蓮池の風景が広がっていました。


また、マットにはかつてこの場所にあった蓮池弁財天の情報が分かるQRコードのタグをつけていました。QRコードに気づいて記事をチェックしてくださった方がいたら嬉しいです。

マットにQRコードが付いたタグをつけていました


もしかしたら気づきにくかったかもしれませんので、よろしければこちらから記事をチェックしてみてください。

このように史跡だからこその歴史や背景も一緒に楽しんでいただけたらと考え、蓮池マットを製作しました。

キッチンカーの出店

15日間の実証実験期間中は日替わりで様々なキッチンカーに出店していただきました。
15日間で計13台のキッチンカーに出店していただきました。


また、野菜の販売も期間中行い、多くの方が利用していました。


野菜の販売は期間中ほぼ毎日出店してくださいました


期間中出店してくださいました全てキッチンカーの皆さま、本当にありがとうございました!

期間中の様子

期間中には本当に様々な方に利用していただきました。
子供達が楽しそうに蓮の葉マットを持って敷いていたり、寝転んで昼寝をしたり、犬と一緒に食事を楽しんだり、写真を撮ったりと和やかな風景があちらこちらで見られたのが印象的でした。

蓮の葉マットの返却にもご協力いただきありがとうございました

桜の時期に多くの方が屋外で楽しくくつろげる空間をつくることができたのではないかなと思います。
期間中みちくさしてくださった皆さま、ありがとうございました!
今後もこの場所で日常的にくつろげるような環境をつくっていけたらと思っています。

最後に

今回の実証実験は2週間という長期間の取組となりました。
天気が優れなかったり桜の開花が遅れたりと影響も多々ありましたが、桜が咲き暖かくなった最後の週末には多くの方がくつろいで下さり、まさに目指していた光景をつくることができました。
以前行った「ステキなみちくさ」では主に親子連れや子供達の利用が多かったですが、今回は親子連れはもちろん学生や外国人観光客の方、ご年配の方など幅広い年代・属性の方に楽しんでいただいてる様子をみることができ、それも嬉しい光景でした。

今回の取組では多くのキッチンカーの方々にご協力いただき、日替わりで平日から休日まで出店していただくことができました。改めて感謝申し上げます。
今後も桜の時期などでこういった取組を行っていけたらと思っております。

また、このようにこの場所で多くの方が楽しめる空間として活用できることが日常の風景となるよう皆さんと一緒に活動していけたらと思っております。
今後もWSなどでこの場所の活用について皆さまと考えていけたらと思っておりますので、ご興味のある方はぜひご参加いただけたら嬉しいです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!


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