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多分教える方が向いてるんでしょ!

今日はやられました。
先日書いた約1年半ぶりのラウンドです。

腰痛で途中棄権もありなので嫁(通称「女王様」)を動員してのラウンド。

棄権に関しては気を遣わずに宣言できますが、この女王様には別の意味ではものすごーく気を遣う。

気性が激しくてちょっとした事で山の天気のように気分が乱高下するので、その天気の先読みをしながラウンドする必要がある。

ある意味、人にゴルフを教えている自分には良い練習台にもなるわけです。

とりあえず前に進む程度になっていただかないと機嫌を損ねるので、昨日は練習場に連れて行って女王様にレッスン。

何と言っても女王様は約5年ぶりのラウンドですから私の1年半ぶりよりも格上と言うのか格下と言うべきか、とにかく格が違う。

ですからレッスンと言っても機嫌を損ねないようにオベンチャラも使いつつも、ちゃんと前に進む程度のショットが打てるように仕上げておく必要がある。しかも、ラウンド前日の30分程度で…

私もさすがにちょっと自信がありませんでしたが、とにかく一発勝負の「結果にコミット」レッスンしかないので自分の練習は後回しにして真剣にレッスンしました。

そして、指摘事項は2つのみと断定!

女王様は高校時代にソフトボール部のキャプテンだったこともあり、ゴルフスイングの癖としてバックスイングでシャフトが立ち過ぎてトップではシャフトがターゲットよりもかなり右に向く。

そこで先ずはトップで止めてもらい、私が彼女の両手を持ってシャフトを寝かせるように両手の位置と姿勢を修正し、「この位置にあげるんだよ」と言って記憶させた。

そしてもう一つはインパクト時に腰が開くよう、ダウンスイングで左ひざの上あたりをお尻側に引っ張り、腰が開く感覚を覚えてもらった。

そしたら弱弱しいながらもドライバーショットが当たるようになったわけです。

私はすかさず周囲のお客様に聞こえるくらい大きな声で「よし!」「最高!」「これで明日は心配なし!」などと持ち上げて、いい気分になっていただきました。

そして本日となったわけですが、女王様は朝一から約150ヤードのドライバーショットを放ち、その後もヘナヘナの身体ながらOBもせずに常に前に進む打球を続けてくれました。

アップダウンの激しいコースだったので、途中からお互い下半身に疲れが出て女王様も以下のようなヘナヘナスイングにはなりましたが、それでも5年のブランクを考えると、常にスイング研究をしている私の方が負けたような気分。

とはいえ、女王様も思った以上に良いショットが連発してご満悦と言う感じです。

それに対して私の方は、途中棄権するほどの腰痛にはならず完走できたのですが、前半5ホールまでパーだったものの、どうも研究通りのショットが出ず、途中から崩れてきてOUT41、IN40、TOTAL81(INはロングホール補修のためショートホールになってたのでPAR34)という事で課題だらけになってしまいました。

でも、本日は女王様がちゃんとラウンドできただけで満足。

私の2点集中式レッスンが功を奏したので、こうなったら嫁を上級者に仕立ててやろうかと思った一日となりました。


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