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FSSC認証の取得方法

FSSCを取得するための
3つのステップの取得方法を
ご紹介していきます。

  1. 『マネジメントシステムの構築』

     まず、取得の中心となる
    プロジェクトチームを結成し、
    トップマネジメント(最高位で組織を指揮し管理する個人やグループのこと。)が取得活動におけるキックオフ宣言を行います。

    自社の柱となる食品安全方針や
    食品安全目標を決定し、
    社内に共有。
    適用範囲内の社員の主体的な参加を
    獲得しましょう。

     その後、ハザード(危険又は有害な要因)の分析を実施し、
    ハザードの予防、除去、低減などの
    リスク管理方法を策定。
    実際の作業手順をマニュアルに反映します。

  2. 『マネジメントシステムの運用』

     FSSC22000の要求事項を満たすマネジメントシステムを構築したら、
    実際に運用します。
     運用することで、構築した仕組みの
    有効性が明らかになります。

     内部監査を実施し、是正点があれば
    マネジメントレビュー(実施してきたマネジメントを振り返り、得られた成果や問題点や、これから起こりうる懸念点を考える経営管理活動)を実施し、継続的に改善していく事が大切です。

  3. 『認証取得』

     マネジメントシステムの運用後、
    審査機関による取得審査を受けます。

     一次審査では、マニュアルや手順書を中心にマネジメントシステムの構築状況の審査が行われます。
     二時審査では、実際の業務内容をもとに、マネジメントシステムの運用状況について確認されます。

    上記どちらも通過できれば、
    無事に認証登録されます。
     不適合があった場合には是正処置を行ったうえで、再度審査を受ける事が可能です。


FSSC22000は、より確実な食品安全を実現するために、カテゴリ(業種)毎に詳細に要求事項が定められている規格です。
そのためISO22000と比べて自由度は低く、
厳格な運用が求められます。
 しっかり運用することで、高水準の食品安全の実現や大規模な取引に活かせるなど、
大きなメリットも得られます。

 FSSC22000の所得方法をご紹介してきましたが、記事にまとめてみて、難しい言葉や初めて聞いた言葉もあり、まとめるのに数日要しました。
 まだまだ学びが必要だなーと
感じさせられました。

それではこの辺で(^^)
また次回お会いしましょう。

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