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台湾の矯正歯科事情と思いがけない出来事③

前回の記事の続きです。
中国で始めた歯科矯正が、コロナ禍で元の病院へ戻れなくなり、1年間日本の歯科で一時的に診てもらった後、台湾で再び矯正治療を始めたお話、ついに完結します。

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前回の投稿から1年も経ってしまいました。
2019年12月から始めた歯科矯正、何度も遠回りをしましたが、2022年3月、ついに終了!!!!!

その期間2年と4ヶ月。元々1年半で終わらせる計画だったため、だいぶ時間がかかってしまったなという印象ですが、もう、無事に終わったというだけで感無量。

しかも、私の境遇を聞き、不憫だと思って無料で矯正の続きをしてくれると言った台湾の歯科医師、最初は不信感満々でしたが、本当に最後まで無料で治療してくれました…。

3週間に一度通った治療も、毎回とても丁寧に診てくれました。私の口呼吸を悪化させていた出っ歯も綺麗に引っ込み、大満足。担当歯科医師には本当に感謝の気持ちで一杯です。

治療を終える日、歯科医師から「最後にお願いがあるんだけど...」と言われ、少し緊張。何かとんでもないお願い事をされながらどうしようかと内心思いながら聞くと

「僕に、日本語で手紙を書いてくれないかい?」

えええええええええ、そんな可愛らしいお願いですか...!お手紙、喜んで書きます!!何枚でも書きます!!(心の声)

そんなわけで、最後には日本語の手紙と中国語の翻訳(念のため)、手紙だけというのも何だか寂しい気がしたので、今までのお礼としてプレゼントを渡しました。

プレゼント選びも散々悩みました。歯科助手さんに、先生の好きなものを内緒で聞き込みましたが欲しい回答はもらえず。台湾の友達たちと相談して、日本のお酒を渡しました。

約1年、本当にお世話になった先生と、写真を撮ってお別れ。歯科矯正のことで心配しながら台湾へ来ましたが、神様のような先生に出会えただけでも、台湾へ来てよかったと心から思いました。

最後に、台北で矯正をしようか迷われている方へ「恆美牙醫診所」、おすすめです。


−完–

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