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ベンチプレスの正しいグリップの確認方法に騙されるな!:グリップと肩甲骨の相互関係を理解せよ

ベンチプレスの正しいグリップの確認方法に騙されるな!:グリップと肩甲骨の相互関係を理解せよ

ベンチプレスのグリップを確認する方法としてよく見かける方法に以下のようなものがあります。

よく目にする乗っかって力の入る場所を探す方法

バーベルに体重を乗せたり、ディップスの様に乗りかかることで、骨や腕にかかる自重で一番力の入る、手首の痛めないグリップを確認するというものです。

一見、こちらは理にかなっているように思いますが、全ての人に当てはまるものではない事、どの様な特徴の人に当てはまり、当てはまらない特徴はどの様な物なのかを理解する必要があります。

体重をバーベルに乗せてグリップ位置を確認し、実際のベンチプレスでその感覚を再現しようとするのはいい部分もあれば悪い部分も発生します。

個人的には正直お薦めはしません。

恐らく、バーベルに体重を乗せるだけでグリップ位置を確認し、その荷重位置に来るようにベンチプレスをすると、半数以上は重量が落ちたり、しっくり来ないと思います。最悪、肩を負傷する可能性もあります。

何故ならば、ベンチプレスの起点は肩甲帯にあるからです。
どれだけ加重される位置でグリップをしたとしても、肩甲帯の起点がズレていては全く意味をなしません。
つまり、グリップは肩甲帯のポジションを反映した位置を理解した上で行った方が良いと言えます。(勿論、肩甲帯の位置が良い所にあってもグリップがズレていては意味がありませんが)

何を基準にしてグリップを決めるのか
グリップを決めてから肩甲帯を決めるのか
肩甲帯を決めてからグリップを決めるのか

この記事では
1.正確なグリップを行う方法
2.何故、その方法が大切なのか
3.バーベルに体重を乗せる確認方法の一番の弊害
4.バーベルに体重を乗せる方法で良いひと、良くない人
5.順序別の正確な位置に持っていく方法

この点を明確に示していきたいと思います。

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