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De-sign語り-4

中央集権なんてデザインに関係ないようにも見えるけど、そうなのかな?

バブルが崩壊した時に経験したけれど、クライアントが地方の広報宣伝部をみんな閉じてしまったなぁ。

ほとんどの大手企業は広報宣伝の業務を東京に集めて、人を減らして効率をあげようとした。でもあの時本当に効率は上がったのかな?

もちろん地方の宣伝部と付き合いのあったデザイナーは取引先が突然引っ越して、今みたいにリモートも一般的でなかった時代だから仕事を失うよなぁ

コロナウイルスが蔓延してあわててリーモート化が進み始めたけれど、こんなに急激に進めたらきっとどこかにしわ寄せが来るよな。

人って一人ではやる気起きないもんな。なんか未来の映画なんかで、社会を裏で操ってる偉いさんとか黒幕がリモートで会議したり、アバターを送り込むのって定番だよね。エヴァンゲリオンとかスターウォーズとか。

「リモート」というよりは、仕事の環境の中に「デジタル」が定着してくると、ものづくりなんかの「実業」は地方都市で特化させて、「広報」や「販売」なんかの「虚業」は事務所も店舗も必要なくなって、商品を届けるための「配送」だけが存在すれば良くなるんだろうな。

配送だって商品の送り先をQRコードだけでAIが識別できて、ドローンを使えばほぼオートメーション化出来るよな。

でも、いろんなことを頭の中で考えても「雨の日はドローン飛ばせるの?」とか「台風が来たらどうするの?」とか、「土砂崩れで工場が埋まったらどうする?」とか考えると、どんなにデジタル化が進んでもリスクはあるって思うんだよね。

リスクって「地球が滅ぶ」とか「宇宙人が攻めてくる」とかじゃなかったら、全ての場所で起こるわけじゃないし、いろんな場所で同じことが起こるわけじゃないから、今1番のリスクは「一極集中」っていうのが一番リスクなんじゃないかな?

大体、「一極集中」っていうのは権力者の「都合」なんじゃないかなって思う。

デザインは「どこででも出来る」いわゆる「虚業」の分野だからとても自由度が高いよね。

ものづくりの拠点の「工場」なんかは周囲に環境が整った場所が必要で、その場所の数はそんなに多くなくて良いけど、デザインの拠点はその「工場」の商品の周辺に数カ所か存在すれば良い。さらにその外側に販売するための拠点。

その真ん中に「ものづくりの拠点」があって、それを中心に「少数のデザイン拠点」、さらにその外側に数カ所の販売拠点。販売拠点から無数にお客様に届けるルート。

そんな蜘蛛の巣のような「ものづくり」「デザイン」「販売」のネットワークがいくつか主要な地域にあれば、自然災害なんかのリスクも軽減できるよな。

ある拠点が災害なんかでダメージを受けても他の拠点がすぐにバックアップできるし、ネットワーク全体で見ればダメージの大きさも小さなものになるよな。

拠点をそのままどこか別の場所に移動させるのではなくて、いくつかに分割して別々の場所に分ける。というのは、きっとこれから始まると思う。

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