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光合成細菌をつくるよ①4種類の培養

日陰でもよく育つ液肥「ALA」をマンション暮らしのときに愛用していたのですが、ALAってなんだろうって調べて行くうちに、光合成細菌という菌を知りました。

光合成細菌って?

水田や下水処理場など、水がたまっているところにどこにでも存在している菌です。

光合成細菌とその効果の説明はイーエムテックフクダさんのHPを参照ください。

一部引用↓

太陽光のエネルギーを利用して光合成をおこない空気中の窒素を土に固定する事ができ、土壌の肥沃化に貢献します。
有害物質(※1)を基質(食べ物)にしてアミノ酸・ビタミン・核酸物質を生成します。

※1メタン、アンモニア、硫化水素など

天候不順による日照不足の生育不良時でも光合成細菌が植物の光合成を助け正常な生育をするとのことなのでさっそく培養してみました。

培養キットで培養してみた

こちらの商品を買って培養してみました。

培養方法説明書の冒頭の一文

「この世のものとは思えぬほど臭いです」

!?
試しに蓋をあけて嗅いでみたら、テンションが下がるほどのかほりでした...。そして部屋で開けてしまったので家族がザワザワさせてしまいました。苦笑

さてさて気を取り直して。
空のペットボトルに光合成細菌とエサを溶かしたお水を半々に入れて太陽光やライトに当てて、温かい場所に置いておきます。
だいたい2週間ぐらいでできるそうです。

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1日目

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1週間後

徐々に濃くなってきて2週間後には元の光合成細菌と同じくらいの色になりました。^^

いろんなお水とエサで培養してみた

メダカさんの水槽のお水浄化に光合成細菌が使われているそうです。
で、みなさんエサに「エビオス錠」を使ったり、藻やミドリムシさんが入った「グリーンウォーター」をお水代わりに使ったり、オリジナルの光合成細菌を培養されています。

私もいろんなエサやお水で試してみたい!と思い4つの種類を用意しました。

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左から

①市販のエサ×水道水
②市販のエサ×山水
③市販のエサ×温泉水
④オリジナルのエサ×水道水

光合成細菌と①~④をそれぞれ500mlのペットボトルに半分づつ入れて培養に違いがあるのか観察します。

ちなみに1日目の色の濃さがバラバラですが、後ろの窓の格子の影のせいです。笑
あと、一番右の④オリジナルのエサ×水道水はエサは濁っているので培養が一見進んでいるように見えます。
(ややこしくてすいません)

2日目

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!?!?

2日目にして③市販のエサ×温泉水が培養完了ぐらいの濃さになりました…(ワナワナ)

3日目

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4日目

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6日目

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笑っちゃうぐらい③市販のエサ×温泉水が培養が進みました。

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血みたいな濃さです。
③市販のエサ×温泉水はこれで培養完了としました。^^

9日目

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①市販のエサ×水道水が濃くなってきました。

ちょっと色の変化のスピードが落ちてきた印象です。
エサが足りないのかな??

通常は2週間~1ヶ月ほどかかるそうなので、引き続き経過を見てみますね。^^

なんで1本だけ培養が爆速だったのか考察

ちなみに③市販のエサ×温泉水が爆速で培養したのは、おそらく温泉水には光合成細菌のエサの「硫化水素」(卵が腐ったような匂いの)が溶けているからだと予想しています。

硫化水素の含有量(温泉)の違いで培養内容も違ってくると思うのでまたそちらも実験してみます。^^

ご覧いただきありがとうございました。

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※ALA入りの肥料はコチラ


#光合成細菌 #PSB

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