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ヒマラヤの蒼いケシの育苗に挑戦(三度目)

かつて2度育苗に失敗しているヒマラヤの蒼いケシ。
育てるのが難しく、日本では栽培者が少なく貴重なお花です。

温度管理がとてもシビアで、発芽率がとても悪いです。また、綺麗な青色に咲かせるために、なんと土のpHまで管理が必要な上級向け。(楽しい)

こちらは去年の5月に発芽したケシの芽

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あー。。。いま見ると変な汗が出ます。。。
芽にタネの殻がついている場合は、手で取り除いてやります。子葉が変形して必要な養分を十分に作れなくなるからです。この頃は、殻を自ら取る力強い苗に育てるためにわざと取らないほうがいいと思っていました。

あと、ひょろっと上に伸びてしまっています。原因がいくつも考えられますが、おそらく土選びが悪かったのが一番の原因かと思います。(細かい種に対して土の粒子が粗い)

苗さんに悪いことしましたね。
ちなみにこの苗さんは私のミスで土ごと水でふっ飛ばしてだめにしてしまいました。。(育苗難しいとか関係ない)


三度目の挑戦します。

今回は、マザーオブパールという品種のポピーと、原種の白いビオラと一緒にまきます。

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今回使う種まき倍土は、こちら。

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プロトリーフの赤玉土主体のものに、バーミキュライトをまぜたものを使いました。
春先にまいたときは、赤玉土主体の土だと粒子が荒すぎてうまく育たなかったので、細かい粒子のバーミキュライトを混ぜてみます。

プロトリーフの種まき倍土は、赤玉土、ピートモス、鹿沼土のブレンド。

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バーミキュライト。粒子が細かいです。

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握って固まりになるぐらい水を混ぜてセルトレーにいれます。(空気を含ませるのと底水を吸わせやすくする)

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すこし圧接して種をまきます。

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ケシは発芽率が悪い前提で一つのセルに3粒〜5粒ほどまきました。


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細かい!


3種類とも好光性種子なので覆土しなくていいのですが、種の乾燥防止に光が漏れやすい赤玉土や鹿沼土(今回はプロトリーフの種まき倍土)をうすくかけます。
転び苗防止にも。

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底水をたっぷり入れて、土を湿らせます。

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表面まで水が回って土が湿ったら最後に霧吹きで水をかけて種と土を密着させます。

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発芽するまでは乾燥させません。


最後に受け皿の底水を捨てます。

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今回は試験的に過湿にならないようにしまった苗を育苗してみます。

家の中の15度前後のところで発芽を待ちます。

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発芽は20日から30日で出ます。(出るはずです)
嬉しい報告をできたらいいな〜

【1/14追記】

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昨日コメントにプロの方にサカタのタネさんのスーパーミックスがいいよとアドバイスいただき、早速まいてみました。(アドバイスありがとうございました!^^)

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ふっかふかです。
触ってる感覚がないほどふかふか。

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小さい種をまいたらどうなるか実験してみます。
うえたのは、ポピーのマザーオブパールと、ヒマラヤの蒼いケシと、極小の種ロベリアです。(去年の暮れにロベリアを10粒植えましたが、2つだけ発芽しました)



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