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適切な目標に必要なSMARTをLIFE THEATER(ライフシアター)で学ぼう

ビジネスでは闇雲に試行錯誤するよりも、きちんと目標を設定し、それに向かって努力することが重要です。しかし、その目標をどういったものにするかで、悩む方も多いのではないでしょうか。

そんな方々におすすめなのが、「SMARTの法則」と呼ばれるものです。これを活用すると、適切かつ達成可能なゴールを設定することができます。仕事のモチベーション維持にもつながるので、気になる方はぜひ LIFE THEATER(ライフシアター)でSMARTの法則について学んでみてください。

SMARTとは何か?

SMARTの法則は、下記5つの基準で成り立っています。それぞれの頭文字を取って「SMART」と名付けられています。

1.Specific(具体性)

目標が抽象的だと、具体的な行動をとることができません。誰が聞いても同じゴールを想起できるよう、方向性を明確化します。

2.Measurable(測定可能)

何をもって目標達成といえるのかを決めないと、人材を正しく評価できません。数値を使い、客観的に達成度を明らかにします。

3.Achievable(実現可能)

きちんと実現でき、また簡単すぎない目標にすることが重要です。モチベーション向上や、スキルアップにつなげられるよう、少し上のレベルに設定しましょう。

4.Relevant(関連性)

目標を達成することでメリットが得られると、意欲的に作業を進めやすくなります。昇給や昇進など、自分の利益との関連性が強いほど目標達成につながります。

5.Time-bound(期限)

先延ばしをしないように、期限を決めて計画を立てましょう。より集中して作業に取り組むことができます。

SMARTを使用した目標設定の例

ここでは、具体的にSMARTの法則を使った目標設定の例をご紹介します。

目標:社員のスキルアップ促進

Specific(具体的):スキルアップにつなげるために、毎月、社内研修とペーパーテストを実施する。

Measurable(測定可能):社内研修への参加率を集計し、ペーパーテストの正解率が70%以上かどうかを判定する。

Achievable(実現可能):研修の必要性を説明し、参加者の感想から研修内容を改善して、参加しやすい環境を整える。

・Relevant(関連性):社員一人ひとりがスキルアップすれば、会社の業績向上に役立ち、結果として昇給につながる。

・Time-bound(期限付き):2022年度末まで、正解率の平均が70%を超えるようにする。

以上のように、具体的な方向性や期限を決めれば、目標の取り組みやすさ、達成のしやすさを高めることができます。また、測定可能にすることで進捗状況も随時確認し、必要な改善策を実施しやすくなります。

SMARTを使用するメリット

SMARTの法則を使った目標設定で得られるメリットには下記のようなものがあります。

1.目標達成に向けた作業効率の向上
明確な目標を達成することで、必要なタスクがはっきりとし、より効率的な計画の立案や進行管理がしやすくなります。課題が鮮明になるほど、個人や組織の作業効率の向上に役立ちます。

2.人事評価の最適化
目標が数値化され、期限も決まることで人事評価の基準が明確になります。定めた目標の達成率が第三者からもわかりやすいものとなれば、より公平性の高い人事評価をすることができます。

3.モチベーションのアップ
目標が明確であれば、自身のレベルアップを実感しやすく、達成感を覚えながら業務に取り組むことができます。 期限が決まっていることで自主的な行動にもつながり、従業員一人ひとりが意欲的に業務と向き合うことで、組織全体の底上げにもつながります。

LIFE THEATER(ライフシアター)でSMARTを学ぼう!

SMARTの法則は、1981年に発表されたため、時代遅れと評されることもあります。しかし、目標達成における効果の高さから、さまざまな企業で活用されており、有益な方法であることは間違いないでしょう。 成長につながる目標設定ができ、人事評価の基準にもなる他、さまざまな業種で使える汎用性の高さも兼ね備えています。

そんなSMARTの法則について、より詳しく学びたいという方は、ぜひ LIFE THEATER(ライフシアター)をご利用ください。


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