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第1回 どうする桶狭間

松潤率いる「どうする家康」が始まりましたね
「鎌倉殿の13人」では、最終回で吾妻鏡を愛読している家康が、
サプライズ出演しましたが、今回の家康はどのような家康かしら?
妄想が膨らんでおりました

冒頭は鈴の音の後に「今日この平和があるのもすべては大御所、
東照大権現さまのおかげ。まさに天が私たちに授けてくださった
神の君でございます。我らが神の君は、いついかなる時も
勇敢であらせられました。あの桶狭間合戦の折もまたしかり」
寺島しのぶの力強いナレーションから始まりましたが、
実際は、大高城を逃げ出そうと単独で頑張ってる家康

「隣国の超大国、駿河の今川義元に服属しそれはそれはつらく苦しい
人質生活を送っておられました」
と語られながらも、人形遊びと・・・まぁ~語りとの乖離が激しくて、
戸惑ってしまいました

さて、「言わないで下され、私がかような遊びをしていたことを、
誰にも言わないでくだされ」
家康と瀬名の出会いが描かれ、なんと鬼ごっこ・・・w

ここまで観て何か淋しさを感じたのですよ
なんだろう?
前にも同じようなことを感じたのは・・・
あっ!「鎌倉殿の13人」の八重役の新垣結衣さん、比奈役の堀田真由さんが出てきた時と同じで「あぁ~途中退場しちゃうんだよねぇ~」
それも、悲劇で退場になるんだよねぇ~
そんなことを感じておりました

なぜって・・・有村架純さん・・・かわいいw

ということは、私の中で大河ドラマの役者に対して、
史実と異なって欲しいと望んでいる欲求があるんだ
別の何かを期待して観ていることに気がつきました

そのようなことを感じながら観ていたら、
やっぱり予想外の今川義元役の野村萬斎さん
これで、出番が終わり?
まさかの退場??

今までの家康や瀬名へのイメージを覆す大河ドラマに
なるのでしょうか?
私が持っている「当たり前」に影響を与えてくれるドラマに
なるのかな?と期待が膨らみました

さて、第1回目までの家康は、今川義元の人質であり、
今川家の手足となり終生励んでもらうためにも、それなりの
教育を受けていたものだったと教えられたように思います

よって、今川義元への恩はしっかりと自覚しつつ、
見方にも敵方にも良く見える甲冑をまといながらも、
家臣たちからの不平不満に突き上げられる中間管理職の立場が
良くわかります
確かに、その立場ならば一人遊びに熱中して、
問題から一時離れることは効果的な心を保つ方法かと思います
これは、現代にも通じることで、問題を深く考えすぎて
袋小路になってしまう前に、マインドフルネスなど
1度、問題とは違うことに集中することで新しい考え方も
浮かんできます

桶狭間で今川義元が織田信長に討たれたことを聞いた家康は
どうだったでしょうか?
さすがに、人形遊びはしておりませんが、
納屋のような場所で1人になり、物事を整理した結果・・・

逃げたw

1人になることは出来たのですが、問題から離れることが出来ず、
考え込んでしまい袋小路になり「逃げる」という選択肢しか
出てこなかったということになります

恐らく、人質生活の長かった家康なので
従順な心は人並み以上に成長していたと考えられます
それ以外の心の機能は、今後の経験から成長し使いどころを
磨いていくのではないかと思います

気になるのは、織田信長が来ると聞いた家康が、
幼少期のトラウマが若干流れ、全身が恐怖からの震えがあり
「あの男はまともではない。わしはよう知っている。
あれはケダモノじゃっ。飢えた狼じゃっ!」とまで言い切っている
あたり、今後の信長との関係に影響が出るのか期待大です

だって・・・今、現代を生きる私たちでも、
それぐらい嫌いな人っていますよね
どう、かいくぐっていくのかを学んでいくのもいいかなぁ~
なんて、思いました


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