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タチンダイ 北条氏常盤邸跡

北条氏常盤亭跡の歴史・由緒
北条氏常盤亭跡は、鎌倉切通の一つである大仏切通の北に接する要所として、鎌倉時代に第七代執権北条政村などの北条一族の有力者が別邸をかまえていたことが、吾妻鏡などの文献により知られています。
昭和52年(1977年)の発掘調査によって建物跡が確認されてその存在が証明されたため、鎌倉時代の武 家屋敷跡をとどめる貴重な遺跡として国の史跡に指定されています。
史跡内は山や谷を切り開いてつくった平地に門柱跡や 「やぐら」 法華堂跡と伝えられてい る場所が有り、歴史的にもきわめて貴重な史跡です。

  • 鎌倉駅(西口)から徒歩約20分(約1.5km)

  • 鎌倉駅西口から、江ノ電バス「K1・K6」系統、もしくは東急バス「鎌51」系統に乗車、「一向堂」バス停下車、徒歩1分
    こちらのコースで行くと上記の内容の書かれた案内板があるのですが、
    木が倒木してしまい、道が崩落しているため、タチンダイに行く道は
    通行禁止となっておりました

私は、源氏山から大仏ハイキングコースの途中からタチンダイに入ったので、困らなかったのですが案内板には感謝しかありませんでした

なおこの辺り一帯が史跡に指定されており、円久寺の裏側まで指定されています。

ホゾ穴があるので扉があったのではと思います
中にはすり鉢状の穴もあります

埋まっているのも含めて相当数のやぐらがあるようです

しかし、何よりもここのおすすめの理由は空間
通りから入ったとしてもハイキングコースから入ったとしても、
一瞬「?」となる突然開けた広場なのです
水が湧いてぬかるみもありますが、大仏切通しの入り口に広大な武家屋敷が
あったと考えると不思議な空間です

観光地からかなり外れているからかもしれませんが、人が全くいないので
ゆっくりと昼食をとらせていただきました
(ゴミは持ち帰りましょう!)
また、きっと手入れもなされていらっしゃると思うのですが、
自然がたくさん残っており、私、初めて見たお花がありました

植物に詳しいわけではないのでびっくりしてしまいましたが、
「ユキモチソウ」というらしいです


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