第14話 金ケ崎でどうする!

阿月ちゃん・・・尊い・・・
実話でなかったにしても、儚い存在でしたわぁ~
敦賀金ヶ崎と言えば「小豆」しか出てこないのですが、
1番最初のタイトルで「大河ドラマ」と出てくる部分に
かわいく使われてました。

前回の話では、夫浅井長政からお市が信長を裏切る話を聞かされる
お約束の場面でしたが、この「どうする家康」では、
父親に朝倉を味方すると強要されて裏切るのではなく、
浅井長政が信長の思惑を見通し、天下のあり方を危惧した結果の
行動であることを打ち出しています。
違和感を感じた方が多いのではないでしょうか?
まぁ~信長がワインを飲んでいるところも私は違和感を感じたのですが・・・個人の所感ですw

違和感を感じるとは、どのようなことなのか?
私も筒状になっていて、両方がヒモで結わいてある小豆を届けると
予想していたので、お手玉をつくる阿月が小豆を手にしている時は、
「ほら、きたきた名場面!」と思ってました。
しかし、実際は違いました。
予想が外れただけなのですよね。

予想が外れるなんてよくある話なのですよね。
天気予報が外れる、ギャンブルの予想が外れる、他者の行動の予想が外れる
いろいろありますが、予想が外れるかもしれないと考えているので、
違和感とは感じません。

違和感とはなんだろう?
調和を失った感じ。他と会わない感じ。しっくりない感じ。
(下記コトバンクより抜粋)

調和を失った感じ。
幼い時にみた(多分)大河ドラマで、お市の方が送った小豆の陣中見舞いをみて、信長が「挟み撃ちに合う」と気がつくシーンがなくて、期待を裏切られた感じかしら。

他と会わない感じ、
記憶に中にあるものと違う感じ。

しっくりない感じ。
記憶と定説と違いすぎて、しっくりこない感じ。

三拍子揃ったことも相まって「違和感」を大きく感じたと考えられます。

でもね、これってただ単に過去の経験の思い込みなのですね。
思い込みも適度に良い方に使えれば良いのですが、
たまに凝り固まってしまう方もいらっしゃいます。
凝り固まってる方の違和感は想像以上に強いでしょうね。

人の心の成り立ちの中で交流分析を開発したエリック・バーン博士は、
「人は純真無垢な感情を持って生まれてくる」と言っています。
最初から感情はもって生れてくるのです。

そこから、泣くと何か刺激を受けることを学び、
ファイリングされた思考が出来上がっていきます。
感情と思考で話し合い、「今、ここ」の行動を判断し行動を起こします。

例えば、「お腹すいたぁ~何とかして欲しい!」と大げさですが
命の危機を感じた時に、ファイリングされた中から
「泣くと誰かが何とかしてくれる」を引っ張り出して泣く行動を
選ぶといった感じでしょうか?

つまり、感情は生まれてからず~っと一緒にいる1番長い
お付き合いの心の一部なのです。

ただ、年齢が上がってくると周囲の大人から価値観や道徳観を
良い意味で「上から目線で」教えられるため、感情を抑えることも
学び始めます。
長いお付き合いにもかかわらず、押さえつけられることも学んでしまっているので、ないがしろにしやすいのも感情です。

ちょっとした出来事で感情がゆらいだ時には見つめ直すクセをつけておくと、凝り固まらないですみます。


浄智寺から葛原岡のハイキングコース

ここから、紀行の続きです。
ハイキングコースに出た後は、葛原岡神社にお参り。

葛原岡神社
本殿
魔去る石
日野俊基(ひのとしもと)卿ご終焉の地碑

当時刑場だったため、ここが終焉の地となります。

魔去る石は、1枚100円で思いっきり叩き割ってきましたw
日野俊基卿は「開運の神様」と言われており、昇天の龍はいち早く
天に願いを届けると言われています。
側に日野俊基卿のお墓があります。


葛原岡神社は源氏山にあるので、そのまま下り銭洗い弁天へ

銭洗い弁天
左奥にお金を洗うところになります

この日は偶然にも「巳の日」だったのですが、午後だったからなのか
日本人より外国の方が多かった・・・
この後、佐助稲荷を回り佐助稲荷の裏から大仏ハイキングコースに行く予定だったのですが、台風19号の影響で通行止めになっていました。
佐助稲荷も大きな被害が出たようで、本殿や敷地が昔と大きく変わっていて、ちょっと浦島太郎状態になりました。




あきらめて、人の波に乗りながら進めば鎌倉駅に行けるかな?と
他力本願のクセがでて長谷隧道に出たのですが、ここで気がついた!
確か、ここの側に「北条常磐邸跡」があったはず・・・
人並みから外れトンネルをくぐり抜けて「北条常磐邸跡」へ


ここ?
なんか、山を登る道がある・・・行ってみるかな?
ものすごく軽い気持ちで登ってみました。

道を登ってみると「タチンダイ」の文字が・・・
そんなにきつくありませんが、運動靴でいきましょう。

開けたところに出ました。
遠くに案内板が見えます。
(この段階では案内板とは思わなかったのですが・・・)

あら、ここが「北条常磐邸跡」
入り口で帰ってしまわなくて良かった
「館の台」が「タチンダイ」と変わったと言われています。
非常に不思議な雰囲気でここだけ何か時間が止まっているような・・・
ここにテントを貼ってしばらく滞在したいと思える場所でした。
国指定文化財でもあるので大事にしたい場所です。

朱色がついた穴が残っているそうですが、見つけることが出来ませんでした。ここを登るのも、どうなの?って思ってしまったんですよね。

埋まったやぐらもいくつかあります。

先ほど入ってきた山道を戻る途中で分かれ道があったので、
人がいないし、電波が届いていなくて位置情報も確認できず、
ドキドキしながら登っていくと、ハイキングコースにでました。
趣味迷子の私にとってはありがたい案内板でした。
ちょっと、寄り道しましたが当初の予定通り大仏ハイキングコースに
行くことが出来ました。
ここから、大仏横を抜けて甘縄神明宮に行きたいと思います。

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