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みんなと一緒・・・

私の世代は、みんなと同じでなくてはならない
みんなが右足を上げれば自分も右足を上げる
みんなの持ち物も同じ物で同じレベルのものを持つ
みんなと一緒にみんなと同じものを食べる
とどめに「友達100人作りましょう!」でした

それは、今でも必要なことも多くあり
こだわりがなければ、みんなと一緒だと変に気を使わなくてもすみます
わずらわされることも少なくなりますね
こだわりがなければ、安心感も生まれて余裕も出来てきます

だから、決して悪いことではありません

ただ、大人になってくると自由が生れます
ちょっと人と違うことができるようになり、
みんなと違ったことがしたくなります
自由と権利にともない責任と義務が生れたことを理解しているはずなので、
ちょっと変わっても許容されるんですよね

大事なのは、人によって自由になりたい部分と
権利を使いたい部分もある
責任を全うしたくないから自由は嫌と思う部分もあるし
義務を全うしたくないので権利は主張したくない時もあります

だから、みんなと一緒は、あくまでもみんなが一緒を
みんなが自由に選んでいるので、
みんなが、あなたと同じものを一緒に選んでいるわけではないのです

「みんなと一緒」
「みんなが言ってる」
「みんながやってる」
「みんなと同じ」

そんな言葉がよぎった時は、ちょっと疑ってみてくださいね
「それ、本当ですか?」
「みんなって何人?」
あなたが納得しているならそれでいいけれども、
あなたの周囲の人は「みんなと同じ」ではないかもしれませんよ

調子を合わせて「そうだよねぇ~」と同意してくれたととしても、
めんどくさいから本心ではないから合わせてるだけかもしれませんよ

でもさぁ~
それを見極めるって難しいよねぇ~
人の心の中なんて見えないからさぁ~

では、どうするのか!
やっぱり、日常の付き合いが大事になってくるのよね
どれだけ自分勝手を強引に押し付けないように出来ているのか?
相手の話に重きをおいて聴くが出来ているのか?
本音が話せる関係で反対意見も受け入れることが出来る関係性を
構築できているのか?

そんなことを考えながら人と向き合ってみるのもいいかもしれませんね
クセがつくまで今までと違うことをするのは大変なので、
無理しない程度にやってみませんか?
今まで以上に楽しい時間が増えるかもしれませんよ


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