第11話 許される嘘(うそ)
自信満々の義時の顔に対して、少し憤慨した顔で
「お断りします!」と言ってのけた八重の演技にブラボーw
三谷幸喜氏の脚本とそのままオープニングに入る演出も最高!
義経(九郎)の口車にのせられた義円があっという間に退場してしまったのもわかっていながらも、行家おじは厄介ごとを本当にもってくるんだなぁ~
とも思ったりしました
さて、退場と言えば大きく歴史を動かした人物も退場しました
平清盛です
平清盛(汗が吹き出し、うめき声を上げ苦しそうなの顔)
平宗盛「父上、ご無理をなさいますよう・・・」
平清盛(絞り出すような声で)「頼朝を殺せ」(宗盛の着物を強くつかむ)
平宗盛(自分の着物をつかまれた手を着物と一緒ににぎる)
平清盛「わしの墓前にあやつの首を供えるのだっ」
平宗盛「父上!」
長澤まさみ「英雄 平清盛 死す 享年64」
「鎌倉殿の13人」では、清盛の遺言説をとりましたが、
この、清盛の最後の言葉は栄華を極めた「平家にあらずんば人にあらず」の
時代が終わりました
そして、平宗盛は政権を後白河法皇に返上したが
「戦は止めるつもりはございません。
改めて頼朝追討の院宣を賜りたく存じます」と力強く求めた
平宗盛には勝算があったのだろうか?
史実、源幸家と義円は墨俣で平維盛と平盛綱と戦い義円は、
帰らぬ人となった
さて、勝算があったかどうかはわからないが、
父親の最後の言葉を、一族の命運をかけて守るべきものだったのだろうか?
今回の大河ドラマで今を生きる私には違和感を感じる言葉が多々ありました
決して、否定することも非難するものではありません
そこかしこに出てくる
「父上の良いように・・・」
「父上がよろしければ・・・」
決して否定する気はないのですが、自分を二の次として
目上を大事にする言葉が散見します
もちろん、目上を大事にすることが出来ることは尊いことです
そして、目上を立てることを幼い頃から当たり前のように
その価値観に身につけて育っていきます
幼い頃から身についた価値観は、生活に困らないように、
道徳や決まり事や慣習を無意識であったり、時には言葉で
身につけていきます
幼い頃からいつの間にか身についていることが多くあります
例えば、玄関で靴を脱ぐ
朝は「おはよう」と挨拶をする
いうも、人には優しくしなければいけない
いつも、きちんとしていなければならない
いつも、急がないといられない
いつも、弱みをみせてはいけない
いつも、頑張っている姿をしてなければならない
などなど・・・
幼い頃に身につけた価値観は、時間とともに環境や状況によって
変わっているものもあります
1番、最近、経験された方も多いのではないでしょうか?
私は近年、給食を配膳する時以外は
「マスク」をしたことがありませんでした
それが普通と考えてました(私、まだ花粉症ではないので・・・)
また、お店に入るたびにアルコール消毒をすることになるとも
考えもせずにいました
(普通、アルコール所毒は注射を打つ時に看護師さんがするものと思ってました)
皆さまはいかがですか?
幼く未熟な頃に身につけそれが「普通」と思っていることが
もしかしたら、大人になったあなたの生き方の
足を引っ張てるかもしれません
あたかも人が書いた脚本を自分が書いた脚本と思い込み演じている
とも言えます
交流分析では「人生脚本」と言われています
まぁ~難しく考えずにたまには、政子のような険しい顔をして、
顔の筋肉をほぐしましょう!w
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