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第22話 越前の出会い

日本語しゃべれるんじゃ!
何が「じょうめ~ん(周明)」だよぉ~!
最後が見逃せないのがドラマですね
実は最後の場面を観て今回の話の内容が全て飛んでしまいましたw

何年前か忘れましたが「最愛」というドラマがありまして、
吉高由里子さんと松下 洸平さんと井浦新さんが出演されていたのですが、
ワタクシ、大好きで未だに録画を残しております
ちなみに、第22話が始まる前に全部見直しましたw

さて、越前の国司になった為時は道長より密命を受けて早速、
松原客館に寄りました
為時の言葉が通じたことで、為時もまひろも驚いていましたが、
幸先が良いように感じましたが、どうなのでしょうね

越前で通詞の三国 若麻呂が殺害されました
越前の役人は犯人は「朱 仁聡」だと言い張り捕まえてしまいます
この事件以前に越前の役人の源 光雅から金が入っている袋を渡され
源 光雅「どうぞ、越前のことは我ら越前のものにお任せくださいませ。
    国守さまは、それをただお認めいただければ懐をお肥やしになって
    都にお戻りになれましょう」
藤原為時「そなたは、私を愚弄する気か?」
源 光雅「めっそうもないことにございます」
藤原為時「下がれ!」と言って金が入っている袋を返します
為時は、源 光雅にディスカウントされたと感じたのでしょう

交流分析ではディスカウントを
「人が自己や他者、または現実場面のある画を過小評価あるいは
無視する際に関与している内的メカニズム。(出典:交流分析辞典)」
と定義されていて、内的メカニズムなので他者が察知できるものでは
ありません
しかし、源 光雅は金の入った袋を渡し「それをただお認めいただければ懐をお肥やしになって・・・」と言ってしまった。つまり行動を起こしてしまったので、為時に「愚弄する気か!」と怒らせてしまったということが
わかります

この、内的メカニズムの基本は自分の価値観や信念でもあります
その価値観や信念が絶対なのかどうかは、人それぞれであり、
その価値観や信念を通して他者や現実をみてしまうことで起きます
ご自分が持っている価値観や信念が正しい、間違っていると
いったことではなく人それぞれが、違うものを持っていることを
忘れずにいれば「色眼鏡」で行動を起こすことは少なくなるのでは
ないでしょうか?

内裏では、中宮定子が一条天皇の子を身ごもっていることが
明るみに出ました
このことを知らないまひろは、道長に対してディスカウントしています
藤原為時「越前のことは越前で何とかせよと左大臣様が仰せだ」
まひろ 「左大臣様としたことが、ずいぶんと頼りないことですね」
藤原為時「そのようなことを申すな」
私が書いた文なら道長から問題解決に導いてくれる返信がくると
考えていたまひろは、肩透かしを食った感じになったのでしょう
このように、ちょっとしたことから人はコミュニケーションのすれ違いを
起こしていきます

話すという行動を起こすと、そこにも難しいことが起きますが、
人は自分の考えや感情を言葉にして伝えなければ伝わりません
伝え方や受け取り方に工夫が必要です


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