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第39話 太閤、くたばる

酒井忠次と秀吉の死が相対的に書かれた39話。

家康は、酒井忠次に励まされ勇気づけられ、前進する力を
得るました。
これは、酒井忠次は、家康に人として影響を与えた理解者として、
長年の付き合いがあったからだと思いました。

しかし、秀吉とは人としてというより戦い方やライバルといいますか、
トップに立つ者のお手本のようなライバルのような関係であり、
何かしらの期待をもって秀吉をみていたのではないでしょうか?

しかし、秀吉は家康が想像していたような相手ではなく、
ことごとく、期待を裏切るようなことばかり・・・

その中で、家康は秀吉の言葉は軽かったのかな?
と思います。
私だったらですけど・・・。
それでも家康は、天下が穏やかならばという気持ちからか、
不安がる秀吉に「天下はとらぬ」と言えてしまう辺り・・・
大人になったというか・・・たぬきになってきたというか・・・

そんな、家康を支えていたのが徳川家臣団だということは、
家康自身が1番知っていたことだと思います。
冒頭のナレーションに「我らが神の君・・・」とありますが、
家康1人で「神の君」になったわけではなく、
家臣団とともに成長したと言えます。

人は人の中で成長します。
当然、嫌なことも起こります。
しかし、人とのコミュニケーションの中で多くのことを学び、
大きな成長を得ることが出来るのですが・・・
嫌な思いをするなら、同じことをせず受け流すことを覚えるのも
成長の一端ではないかと思うのです。
そのためにも、普段からの関わり合いが大事なことであり、
案外、安易にできる関係づくりがあるかもしれません。





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