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第8話 いざ、鎌倉

さぁ~いよいよ頼朝が鎌倉に入り大倉に御所を決めました
豪族たちの言うことは聞かないよぉ~宣言ですね
全く関係ないのですが、伊豆山権現から逃れた政子に頼朝は
文を送ったところから、始まりましたが、
ねぇ~ねぇ~あの文みたぁ~?
鎌倉と北条以外の字は全く読めないのだけど、
多分、政子の名前の下(?)にお花があるんですよ。
雅なお育ちの方は憎い演出もするもんだなぁ~なんて思ってました
(史実は知りませんw)

源義経もしっかり出てきました
うさぎを狩っては「いただいた!」
芋の煮っころがしをもらえば「ごちそうだ!」と言葉は
丁寧で従順的な言葉使いと感じますが、行動が不可解でなぞですね

さて、本日は義時が政子のところに行った時のやりとりから

義時:「兄上のことなのですが・・・」
政子:「きっと帰ってこられます」
りく:「強いお方だったから達者で戻ってこられますよ」
実衣:「亡くなっているに決まってるじゃないですか!
   (りくの方を見て)良く言いますね。
    兄のことなんて何も知らないくせに・・・
   (義時を見ながら)みんな分かってるの!こうゆうの大嫌い!
そのまま、実衣は飛び出して行ってしまい義経を見かけます

さて、実衣の「こうゆうの大嫌い!」とは、どうゆうことなのでしょうか?
確認はしていないけど、
義時も宗時が死んでしまっているだろうとは考えていると思います
また、政子もりくも何気なく知っている感じです
しかし、肝心の「言葉」には出していません
雰囲気を醸し出し、雰囲気を読んで確信をつかない空気ってありますよね

これは、言葉の裏側に本当の気持ちの言葉が隠れているので、
その真意を読むのは神経を使います
読み間違えないように相手の真意を汲み取りながら
言葉を選びながら空気を乱さないように言葉を発するので
神経を使い疲れます
正解も不正解もわからないので、結局、答えがわからずモンモンとした
繰り返して味わう嫌な感情です

この、空気を読みながら確信をつかずに裏側の言葉を使いながら
やりとりを続けることを裏面交流と言います
相手の気持ちを無言で汲んだやりとりは、阿吽の呼吸のように感じ
気持ちが温かくなりますが、嫌な感情を味わうようならば、
実衣のようにその場を離れることで、最悪な言い争いをしないで
済ますことができるかもしれません。

腰越の藤平太・・・また、出てくるかな?
意外とかわいかったと思う・・・


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