「家族旅行」に対するこだわりを捨てたら新しい楽しみを見つけた話
こんにちは。
葉です。
皆さん、旅行はお好きですか?
私は好きです。
行ったことのない場所を訪れるのって、想像しただけでワクワクします。
最近、「家族旅行」に対するこだわりを捨てたら新しい楽しみを発見して、旅行がもっと楽しくなりました。
旅行好きの原点
私の母は、昔も今もフットワーク激軽人間。
私が子どもの頃の旅の思い出は、母が私たち姉妹を国内色んなところへ連れていってくれた時のもの。(ゴルフ命だった父は大体別行動)
大人になり、今でもふとした時に思い出すことの多くが旅先での出来事。
楽しいことも、予期せぬトラブルも、色々あったけど今となっては良い思い出。
こだわりと違和感
その影響か、結婚して子どもたちが産まれてからの私は、
「子どもには色んな場所を見て、色んな経験をどんどんしてほしい!そして、”家族揃って”旅行をして思い出を残したい!」と強く思い、夫にもその思いを伝え、「家族旅行」をしていました。
色々な事情から、旅行は大体1泊2日で車で行ける距離。
旅行から帰ってくると、初めての場所や経験で「楽しかったー!1泊2日じゃ物足りない!また行きたい!」と満足な私と子どもたち。
その一方、「疲れたー。知らない場所の運転はイライラする。」と何度も漏らす夫。
それを聞くたびに、自分の思いを否定されたようでモヤモヤ。
でも家族揃っての旅行はしたい。
だから、モヤモヤをごまかして、次に旅行に行けるタイミングになったら夫に負担をかけないように…と、計画・予約・旅の準備…を私がやる。
家族で旅行当日を楽しめれればそれでOK!
…と(今振り返れば)自分を言い聞かせ、私の旅に対するこだわりは曲げられることなく貫いていたのですが、一方で何とも言えない違和感を抱えつつあったタイミングでのコロナ禍。
強制的に旅行に行く機会が取れなくなりました。(夫は安堵だったかと)
転機
少しずつ行動規制が緩和されていきた2022年8月。
普段なら日帰りする距離に母子で用事が出来た時、ふと思いついて勢いで宿を予約し、あえて泊まりで行ってみよう!この距離なら、何か起こっても何とかなる!とエイヤーで母子旅を決行。
結果。
私の記憶にあった「旅先での子どもたち」はそこにはおらず、2年半分成長した姿がそこにはありました。
記憶のなかでは…
・手を繋ぎ目を離さないようにしないと何が起こるか予測不可能
・トイレ問題(突然のトイレコール)
・落ち着いて食べられない食事
・疲れてきたときのぐずり
これらを覚悟したうえで母子旅行を決行したら、
・トイレは余裕を持って行き、
・食事は一人で問題なく食べられて、
・親でもクタクタなのに疲れてぐずることもなく、
・「楽しい」「美味しい」「すごい」を共有出来る、
ただただ楽しい女子旅だったのです。
旅行が好きでどんどん出ていきたい私にとっても、
旅行を楽しいと感じた子供たちにとっても、
旅行が好きじゃない夫にとっても、
今の最適解を見つけられたなと思った瞬間でした。
もしかすると、”家族全員での旅行”に私がこだわっていたのは、他人軸で「理想像」を作り、それを自分自身と夫に押し付けていたのかも。
あ…あと、当時の私は、夫を一人置いて旅行に行くなんて妻失格だよね…と謎の使命感にも支配されていたなー。(タイムスリップしてあの頃の自分に「その使命感いらん!」と伝えたい)
その後
この初母子旅の2か月後には、4時間新幹線に乗り東京に母子旅をしました。
普段、車生活で電車に乗る機会なんてほぼない子どもたちは、最初こそドキドキしていたものの、1日も経てば電車に乗るのも慣れたもの。
私も、初めての子連れ東京は、一人で来る東京とは違った景色が見えて気づきの多い旅でした。
東京から帰ってきた子どもたちは、TVで見る東京の風景に「あ!ここ行ったところだよね!」と、以前とは違う喜びも出来た様子。
そして、この春には母子旅で東北地方へ上陸予定です。
私自身、東北地方へ行くのが実は初めて。
子どもたちと一緒に飛行機に乗るのも初めて。
今から、何が起こるかワクワクドキドキだけど、留守番の夫含めて家族がそれぞれの立場で、その時を楽しめたらそれで言うことなし。
これから…
子どもと一緒にこうやって旅行を出来る時期って、ほんの一瞬なんじゃないか。今の貴重な時間を大切にして、今したいことは今やってみよう。
「また今度。」なんて言ってたら、その「今度」はなかなか来ない。
思い立ったら吉日。
「行きたい」と思ったら、可能な限り行動してみようと思う。
これは、旅行だけでなく、何事にも言える。
どうもSF「慎重さ」が発動してしまいがちだけど、時には勢いに任せてやってみよう。
noteも勢いに任せて始めてみた。
拙いまとまりのない文章だけど、まずは書くことを楽しんでみる。
「思い立ったら吉日」…その次に浮かんでくるあれやこれやについても書きたいけど、それはまた別の機会に。
それではまた。
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