見出し画像

Midjourneyで驚くほど簡単!crefコマンドで初心者でも憧れのキャラクターを完璧再現ガイド

あなたの頭の中にあるキャラクターを生成して、

それを自分の手で自由自在に動かせたら…。 それはもう、叶えられます!

AIイラスト生成ツールMidjourneyの「cref」コマンドを使えば、誰でも簡単に理想のキャラクターを描けるようになります。

今回は、このcrefコマンドの使い方を、初心者の方にも分かりやすく、そして詳しく解説していきます。

使ってみたらすぐにその便利さに気づけるはずです。
それでは早速生成してみましょう!

crefコマンドとは?魔法のような機能を徹底解説

crefコマンドとは…

• Midjourneyで特定のキャラクターや人物の特徴を再現するための強力なツール
• 「この人やキャラクターみたいな絵を描いて」とAIに指示できる画期的な機能
• 複雑なプロンプト(AIへの指示)が苦手な人でも、簡単に使いこなせる味方

詳しくはこちら:

crefコマンドの仕組み:

  • 基準となる画像をAIに提示

  • AIがその画像の特徴を分析

分析結果を基に、新しい画像を生成


つまり、crefコマンドを使えば、好きなキャラクターや人物の特徴を持った、全く新しいイラストを簡単に作れます☺️

crefコマンドの使い方:誰でも簡単5ステップ解説


それでは、実際にcrefコマンドを使って、理想のキャラクターを生み出す方法を、詳しく見ていきましょう。

手順1:基準となる画像の準備


  1. • 再現したいキャラクターの鮮明な画像を1枚用意します
    (今回はNiji-journeyから生成しました)

  2.  全身が写っているものが理想的です

  3. キャラクターの特徴がよく分かるポーズや表情のものを選びましょう

  4.  画像は公開されているURLのものを使用します(著作権に注意!)


Niji-journeyを使って生成しました

手順2:Midjourneyの準備

  • Discordサーバーに参加し、Midjourney(Niji-journey)の有料ユーザとなります

  • Niji-journeyボットを招待します(専用のチャットがとても使いやすいです)

  • Niji-journeyが使用可能なチャンネルに手順1で手にいれた画像をアップロード、画像のリンクを取得します


Nijijourneyにアップロードし、右クリックから画像を保存します

手順3:crefコマンドの実行

  1. • /imagine プロンプトに以下のように入力します:

  2. /imagine prompt:指定したいシチュエーションの英語プロンプト --cref 画像のURL

  3. 例:/imagine prompt: a girl grim, summer, beach, swimming suits, --cref https://s.mj.run/mM7nK7-rme4 --cw 35

  4. --cw の後の数字は再現度を表します。0から100までの値を指定することができ、100が完全に参照したキャラクタの姿をアクセサリーや服装まで模倣し、0では顔だけ模倣します。作りたい画像によりますが、20〜40程度から始めるのがおすすめです。

手順4:結果の確認と調整

  1. 生成された画像をよく確認します

  2. 思い通りの結果でない場合は、再現度やプロンプトを調整して再試行しましょう

  3. 再現度は --cw パラメータで調整できます(詳細は後ほど)

手順5:バリエーションの作成

  1. うまくいった画像をベースに、異なるポーズや背景で新たな画像を生成してみましょう

  2. 徐々に複雑なシチュエーションにチャレンジしていきます

crefコマンド活用のコツと注意点

--crefコマンドを最大限に活用するためのコツと、使用時の注意点をご紹介します。

まずは--cwの重みづけです。

コツ:

  • 再現度(--cw の後の数値)は20〜40程度から始めて、徐々に調整していきましょう

  • キャラクターの特徴を言葉でも補足すると、さらに精度が上がりますが、多くの場合なくてもかなりの精度が実現されます

  • 何も指定しない場合デフォルトでは最大値である100が参照されます

  • 生成された画像の中から最も良いものを選んで、さらに改良を重ねていきましょう

注意点:

  • 著作権のある画像の使用には十分注意が必要です。自分で撮影した写真や、使用許可のある画像を使いましょう

  • 個人の写真を使用する際は、プライバシーに十分配慮してください

  • 公序良俗に反する使用は避けましょう。AIの使用にも倫理が求められます

  • (そもそもmidjourneyではかなり厳しく判定され、生成がストップされる機構が組み込まれています)

  • AIの特性を理解し、生成結果が完璧でない場合があることを認識しておきましょう

--cwパラメータの調整を実際に検証してみた


  • --cw は「キャラクターウェイト」の略で、元の画像の特徴をどれだけ強く反映させるかを決めます • デフォルト値は100です

  • 0から100までの範囲で設定可能です

  • 低い値ほどオリジナル画像の影響が弱くなり、AIの創造性が高まります

  • 高い値ほど忠実な再現になりますが、新しいアイデアの反映は少なくなります

実験してみよう:

--cw 0から10刻みで同じシード、同じプロンプトで画像を生成し、結果を検証してみた

実践例:cwの重み検証

一人の女の子、夏、ビーチ、水着、画像指定、cw100 ジャケットの色までかなり再現されている
cw90 まだこの程度では100との差はなくあまり変わらない
cw80 インナーの服が水着によっている
cw70 10刻みでは小さい差だが100に比べるとかなり水着
cw60 細かなアクセサリーがなくなり水着に近付いている
cw50 水着の上にジャケットを着ている形に変化
cw40 競泳用水着に近付いた
cw30 髪型、顔にはほとんど変化なく服装だけが変化している
cw20
cw10
cw0 顔と髪型にはほぼ変化なし、髪のアクセサリーには変化が見られる

いかがでしょうか?

crefコマンドを使えば、既存のキャラクターを基に、全く新しい世界観やシチュエーションのイラストを簡単に作れることがわかります。

髪型と顔については重みを0まで下げても保たれており、同じキャラクターであると認識されます。

結論: crefコマンドは、Midjourneyユーザーにとって、まさに革命

簡単な操作で、驚くほど精密なキャラクター再現が可能になり、あなたの創作の幅は大きく広がります。

しかし、この強力なツールを使う際は、常に責任ある態度が求められます。 著作権や肖像権を尊重し、倫理的な使用は必須です。

AIによる画像生成、学習元データについてはかなり範囲が広く利用が認められていますが、それを使って生成した画像を世に出す時にはかなり慎重な判断が必要です。

それでもcrefコマンドの可能性は無限大です。あなたならどんな素晴らしいキャラクターを生み出しますか? もし、より詳しいアドバイスや具体的な活用法について知りたい方は、ぜひ当社にお問い合わせください。 プロのデザイナーが、あなたのMidjourney活用を次のレベルへと導きます。

まずは無料相談から。お気軽にご連絡ください。一緒に、あなたのブランドを愛されるキャラクターに育てていきましょう!

気軽なお問い合わせはこちらから:


メールからでもサクッとお見積もりできます:
info@lifelinks.biz


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?