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驚愕の進化を遂げたらしい動画生成AIのHaiper1.5と他サービスを同じプロンプトでガチンコ対決させてみた

AIの進化は目覚ましく、特に動画生成の分野では日々新しい技術が登場しています。

その中でも注目を集めているのが「Haiper1.5」です。

これまでのバージョンでは正直期待はずれと言わざるを得なかったこのAI、果たして今はどこまで進化したのでしょうか?

今回は、Haiper1.5と他の動画生成AIと比較しながら、その実力を徹底検証します。動画制作に革命をもたらす可能性を秘めたこのAIの真の姿、ぜひご覧ください!


Haiper1.5の驚くべき進化


Haiper1.5は、以前のバージョンから驚くほどの進化を遂げているとのこと。

• 画質の向上:以前は粗かった画像が、今では鮮明に
• 動きの自然さ:ぎこちなかった動きが、滑らかに
• テキストから動画生成の精度アップ:指示通りの映像を生成

それでは、早速:

a video featuring a stunningly beautiful woman wearing a traditional Japanese kimono. She is gracefully dancing with a katana, performing elegant and fluid movements. The setting is an ancient, atmospheric Shinto

「伝統的な着物を着た美しい女性が、優雅に刀を使って舞う」

というプロンプトで動画を生成してみましょう。


動きは少ないけれどイメージイメージは良い

派手な動きこそないもののイメージにかなり近いものができました。

雰囲気や全体的な印象はとてもいいですね。

比較用に全く同じプロンプトで生成したLUMA AIのものはこちらです:


そもそもの発想が発想が全く異なる印象


ちなみに同じプロンプトでRunwayのGen-3はこんな感じでした

画像から動画への変換機能

しかし実際に狙った動画を作る上での戦場はimage to videoです。

こちらでさらに検証してみましょう。

Gen-3にはないHaiper1.5の特筆すべき機能の一つが、静止画から動画を生成する能力です。

midjourneyで生成したこちらの画像を使って動画を生成してみます

気になる結果は…


やはり舞う、というプロンプトは難しそう

こんな結果となりました。

どうしても人物の激しい動きはまだハードルが高いように思います。

むしろ景色、CGに寄せた動画ではどうでしょうか?

整合性重視で激しいエフェクトについては控えめな結果となりました

※同じプロンプトでLUMA AI、Gen-2との比較動画を作っておりますのでこちらもどうぞ☺️

というわけで、text to videoで人物の(あくまで)イメージを生成したい場合にはかなり有効。

人目をひくエフェクトやエンドフレーム指定、すなわちimage to videoはLUMA といった使い方についてはまだLUMA AIのほうが有用、という印象です。

他のAIとの比較
Haiper1.5は確かに進化していますが、他のAIと比較するとどうでしょうか。

• LUMA AI:
エンドフレーム指定の精度が高く、より細かい制御が可能
整合性:まだ完全にリアルな動画とは言えず、夢のような(ある意味でカオスな)エフェクトが特徴

AI動画生成はリアリティに寄せるというよりはAI動画ならではの特徴をアピールするほうが注目を惹きつける時期にあります。

その意味で現時点では、LUMA AIの方が素材、商用の作品制作には適していると言えるでしょう。

Haiper1.5の活用方法
Haiper1.5は、以下のような用途でオススメです:

• クリエイティブな発想の補助ツール • プレゼンテーションの印象的な導入部分の作成 • SNS投稿用の目を引く一瞬のイメージ生成、人物の描写に。

・プロの制作者の方々にとっては、とにかくアイデアの可視化や、クライアントへの提案時のイメージ共有ツールとして有効でしょう。

結論: text to videoは動きが少ないが破綻が少ない点が強み

マーケティング、素材として狙った動画を生成するにはまだLUMA AIの方が有効。

動画生成時に昔風のフィルム、サイバーパンク、レゴ、ジブリ、ぼやけた背景、など使いやすそうなタグがあったのですがあまり効きませんでした…


カウボーイの格好をしたブタのぬいぐるみが、広大な乾燥した砂漠で激しい銃撃戦を繰り広げている。ぬいぐるみは両手に古典的な西部劇のリボルバーを持ち、正確かつ決意をもって発砲します。銃声ごとに砂煙が立ち上り、澄んだ青空から太陽が容赦なく照りつける。現場は混沌としており、銃弾が飛び交い、地面に当たり、砂の小さな爆発が起きている。という英語のプロンプトで生成。動きが少ない…!

Haiper1.5は、まだ完璧とは言えないものの、その進化の速度は目を見張るものがあります。特に、テキストから動画を生成する機能は、クリエイティブな作業の幅を大きく広げる可能性を秘めています。

今後のアップデートに大いに期待が持てますね。

動画制作やAIの活用でお悩みの方、ぜひ私たちにご相談ください。最新のAI技術を駆使して、あなたのプロジェクトを成功に導きます。Haiper1.5のようなツールを効果的に使いこなすコツ、プロジェクトに最適なAIの選び方など、経験豊富なスタッフが丁寧にアドバイスいたします。お気軽にお問い合わせください!

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